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教育とは種を蒔くこと

「教育とは種を蒔くこと」

最近この言葉に出会いました。

どんな姿に成長するのかは分からない。ただただ想像して種を蒔くだけ。

教育者は「子どもたちの将来の為を思い、立派な大人になるよう導く存在」ではありません。私たちが出来ることといったら「必要な時にサポートする」「自分の想いを伝えること」ただそれだけ。だって成長するのは子どもたち自身ですから。

種はただの成長のきっかけにすぎません。

その種はあなたが子どもたちに伝えたい「言葉」や「考え」、物事に向かう姿勢など、こういう人になってほしいという願い全てです。

その種はそのまま成長せず陽の目を見ないかもしれません。

それでも蒔き続ける。

すぐ花が咲く。そうなれば嬉しいですが、花が咲くのは何年後、何十年後かもしれません。

私たちはどんな花に育ったのか見ることができないでしょう。


一本芯が通ったまっすぐな花。

様々な方向に枝分かれして咲いた花。

見つけにくいくらい小さな花。

いつか子どもたち自身が蒔かれた種に気づき、自分なりの花を育ててほしい。

そう願いながら、種を蒔き続けることができたらいいな。

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