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触診がうまくいかない療法士へ

臨床1年目で特に悩むこと
それは触診ですね。
・自分は何を触れているのか?
・正確なアプローチはできているのか?
・この筋に触れたいけど、どうすれはいいのか?
となりがちです。
そこで触診を練習しようとしても、どう練習していいのか?と悩んでいませんか?
本日は私が1年目の時に学んだ触診方法について整理していきましょう。

1 触れられない原因を考える

自分が触診した部位があるのに、触れられない・・・
そんな悩みを抱えることが多いと思います(実際私はそうでした)。
なぜ触診ができないのでしょうか?
多くの人の原因はイメージです。
そもそも、触診する前に、触れたい筋の走行や関節の形状をしっかりと表層からイメージできるくらいになっているでしょうか?
このイメージ、つまり解剖学のイメージがあることが非常に大切なのです。

2 どうやってイメージしていくのか?

まずは、
・ランドマークの場所がイメージできること
・筋の走行がイメージできることこと
が大切になります。
お勧めは解剖学の教科書をもとに絵で書いていくことです。
私も下手くそですがよく絵を書いていました。

3 3Dでイメージできること

絵を書いて平面のイメージができるようになったら、次に3Dでイメージできるようになりましょう。
触診では触れていく深さも大切になります。この深さ、つまり3Dのイメージができているか?がとても大切です。
お勧めは、やはり絵を書くことです。骨を書いた後に、最も深層にある筋を書き、徐々に表層にある筋を上から書き足していきます。
別々に書くよりも、ぐちゃぐちゃにはなりますが、3Dのイメージ、表層から深層への筋の順番や走行がイメージできるようになります。

4 まとめ

触診で大切なことはイメージです。
しっかりとイメージでできるようになるために解剖学と向き合ってみましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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