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ラポール形成

臨床でも、養成校でも常に意識するラポール形成。
つまり、信頼関係をどう築いていくのか?です。

特に1年目は覚えることが多く、
常に緊張し、忙しい日々を過ごしており、
患者さん、利用者さんとの信頼関係に不安を抱えている
療法士も多いのではないでしょうか?

今回は、私が臨床で信頼関係を築く際に気をつけていたポイントを
整理していきました。

参考になったら幸いです。

1 話を聞くこと

まずは、相手の話を聞きましょう。
臨床で働いているとどうしても自分のスケジュールに患者さん・利用者さんを当てはめてしまい、急いでしまうことが多くあります。

でも、患者さん・利用者さんは不安を抱えています。
特に初回では、
『どんなことやるんだろう?』
『どんな人が担当なんだろう?』
『私はどうなっていくんだろう?』
など不安が強くあります。

まずは、ゆっくりとした時間を作り、相手の不安や悩みを聞く時間を作りましょう。

2 相手に状態を説明すること

相手の話を聞いたあとは、
不安になっている状態をお互いに確認していきましょう。
一緒に動作を確認していき、
・何が不安なのか?
・どこで引っかかってしまっているのか?

その確認ができたら、
評価です。
この評価の結果をしっかりと相手に伝えることにより、
患者さん、利用者さんは自分の状態を把握でき
”安心”される場合が多くありました
しっかりと相手にご説明をしていきましょう。

3 同意を得ること

相手に状態をご説明しただけでは終わらないでください。
その状態を把握した上で、次回以降どのようなプログラム・流れを実施していくのか?までご説明しましょう。
その上で、『これでよろしいでしょうか?』
としっかりと同意を得ましょう。

これにより一方通行のリハビリを避けることもできます。

4 まとめ

リハビリは一方的な作業ではありません。
療法士と患者さん・利用者さんが一緒に実施していく作業です。

しっかりと相手の考え方、生活スタイルにあったプログラムを一緒に作り上げ

”説明と同意”を確認してから進めることで、信頼関係は気づかれやすくなります。
ぜひ臨床で忙しい時こそ相手の状態を把握していきましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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