なぜ人間は何もしていないときに苦痛や不安を感じるのか? 思考の断片メモ
暫定的個人的見解
内面化した社会との苦悶の対話が勝手に始まってしまうから
社会=高度消費社会、情報社会、大衆的な倫理、法による秩序
人間は何もしていないと苦痛を感じるようにできているというが、私はこれは違うと思う。何もしていないという状態が苦痛を喚起するのではなく、何もしていないと己との対話が始まってしまう。これが苦痛なのだ。己との対話に終わりはない。己が常に変化するからだ。己はある時は自らの欲望に、またある時は他者の欲望としてふるまう。自らの欲望も他者の欲望も、姿をとら