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セブンアイランド愛との再会【伊豆大島旅行記2】

 さて、少々間が開いてしまったがいい加減この旅行記を書き進めて行こうと思う。前回、諸般の事情で伊豆大島を滞在15分で往復した話をしたが、その時私を運んでくれたのが愛さんことセブンアイランド愛と、結ちゃんことセブンアイランド結である。この時はジェットフォイル就航20周年プランのツアー商品で、確か2泊3日で29,800円だった。この記事を書いている2022年9月現在では1泊2日のプランしか残っていないが、参考までに上げておく。

 何分同行する友人が「鯛づくし」という文言に惹かれてしまっていた(今このプランはない)ことと、往復ジェットフォイルと2泊3日4食付きで29,800円という価格にも惹かれ、このプランに決まった。

 そして今回のメインは「バギー」である。これは伊豆大島のアクティビティで、TBSの「世界ふしぎ発見!」を始め何度かテレビに取り上げられているが、私たちは当時ネットで見つけた。内容は三原山の裏砂漠(日本で唯一の砂漠)で国定公園から外れている範囲をバギーで走り回るという内容である。ちなみに集合場所から裏砂漠までもバギーで行くため、走行距離は結構長い。詳しくはそのシーンになったところで後述する。

 メインは決定しているものの、2人とも初めての伊豆大島なので計画はしっかり立てなくてはならない。佐渡ではレンタカーを借りたが、この時はまだ2人で2泊3日も旅行すること自体が初めてだった上にペーパードライバーなわけなのでレンタカーという選択肢は考えなかった。大島バスの時刻表と鬼のようににらめっこしながらの計画となった。

 この時に何に悩んだかひたすら書いていってもいいのだが、それは読んでる方が楽しくないと思うため、いい加減出発しようと思う。(いつも出発までが長い)

 竹芝客船ターミナルには8:00に集合した。ちなみに出航は8:30である。さて、今日私が乗るジェットフォイルはどの子かしら・・・?

 奇しくも私が前回生まれて初めて乗船したジェットフォイルである、愛さん、いやセブンアイランド愛にお世話になることになった。ちなみに佐渡汽船でも東海汽船でも、どのジェットフォイルに当たるかは当日までわからないので、最初からこれに乗る!という狙いかたは出来ない。ちなみに私のTwitterのあるフォロワーさんは、今まで10回以上東海汽船のジェットフォイルに乗船しているにも関わらず、愛さんだけは1回も乗れていないと嘆いていらした。東海汽船の現行のジェットフォイルはセブンアイランド愛・友・大漁・結(就航順)の4隻で、この段階で私は友と大漁には乗ったことがないということになる。

 友人と意気揚々と愛さんに乗り込み、目指すは伊豆大島の岡田港(おかたこう、と読む)である。伊豆大島には元町港と岡田港があり、東海汽船の定期便はこの2つの港のいずれかに着眼する。実はさらに波浮港(はぶみなと)という場所もあるのだが、これは後述することにしよう。せっかく出発したんだから。

 この日の予定はとてもシンプルで、港から大島バスでホテルまで直行し、荷物を預けたらひたすら三原山登山である。宿泊先は大島温泉ホテルで、三原山の中腹にあるホテルであるため、初日はそのまま三原山に行くのが合理的だという判断である。ちなみに他に規模が大きなホテルがないからか、東海汽船のツアー商品はこのホテルのものしかない。

 なお三原山は大島の中心に位置する標高758mの活火山であり、今は山頂口からはハイキングルートが整備されているが、一番最近の噴火は1986年であり、この時には全島避難となっている。詳しくはとりあえずウィキペディアを貼っておく。

 岡田港からはバスに乗るために急いだので写真はないが、天気にも恵まれ、バスにも無事に乗れ、ホテルに荷物を預けた我々は三原山山頂を目指して歩き始めたところでこの記事は締めようと思う。

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