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中国でクラシック音楽が流行中

みなさまご機嫌よう。もーやんです。
先日、ニュース番組で中国の富裕層にクラシック音楽が流行中という内容が紹介されていました。その時は「ほーう」と見ていたのですが、ジェイ・チョウの新曲MVを観て納得。

●ジェイ・チョウ(周杰伦)

台湾の人気アーティスト。日本のファンも多く、中国大陸でも大人気。
本日7/6、新作『最伟大的作品(Greatest works of art) 』を発表。

タイムトラベラーとなった周杰倫が、魔法を使ったりピアノを弾きながら人々と交流していきます。ダリが登場したり、風刺もたっぷり。

百度(バイドゥ)の検索ランキングも上位となり、関心の高さも伺えます。

CGもセットも、手が込んでいるの。こだわりと技術が盛り沢山で、景気の良さを感じます。やっぱり、余裕が文化を花開かせるのね。

中国の富裕層の英才教育は進んでいて、ワイドショーで見るような『碰瓷(当たり屋)』とは違う国の人のようにすら感じます。実際、海外に住む中国人の中には「大陸の中国人や華僑と一緒にしないで」と言う方もいるくらいなので、内部の複雑さは絡み合っているのでは。

もともと、中国人の素晴らしい音楽家もたくさんいらっしゃいます。
広い層の人々に浸透したり、色々な要因で国内においてコンサートが多く開かれるようになったりしたからこそ、「流行中」に感じるのでしょう。そして、身近になることでさらに多くの人がハマるのではと予想されます。

碰瓷で思い出したのが、2021年のドラマ『在希望的田野上』は農村が舞台。
裕福な都市と貧困に苦しむ農村のハイライトは、中国国内においても話題になっているようです。
このドラマは面白そうなので、また機会があればご紹介いたしますね。

中国人と言ったときに、さてどんな人を指すのか。
わたくたち日本人が考えるようなステレオタイプが、通用しなくなる時代が来るでしょう。検索ランキングを見ていると、中国の「今」が少しずつ見えてくるように感じます。

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