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ノンミュールジングウールについて
皆さまご機嫌よう♪もーやんです。
中秋の名月になって、やっと秋らしい気配を感じるようになってまいりましたね。涼しくなってくると、ウズウズと編み物欲がわいてきます。
編み物を始めたのは大学生のときで、自分のマフラーや帽子、ブランケット以外にも、頼まれてスヌードなど作ってきました。秋の夜長や休日に黙々と繰り返していると、なんだかリラックスしてくるんですよね~。
。。。旦那さんにマフラーを編んだときは、クリスマスに間に合わなくてバレンタインに向けて鬼の形相で3徹しましたが( *´艸`)
〇ノンミュールジングウール
自分で編み物を始めてから、毛糸は沢山の種類があることを知りました。
モヘヤ、ラメ入り、綿混…いま着ているパーカーの袖口がゴム編みなのも、ゴム編みのマフラーをつくって初めて知ったり。
表、裏、鎖編み、細編み…自分で出来ると楽しくて、同じ毛糸でもキツく編んだり緩く編んだりすることで、サイズが変わるのも困りながらも面白く。
そうして少しずつ経験値をたまった頃。
愛しの旦那様にあげるのだから、大量生産では作れない、既製品に負けないマフラーを編みたい!と毛糸を探しました。
そうして見つけたのがノンミュールジングウールというもの。
●ミュールジングとは
ミュールシング (英語 mulesing) は、羊への蛆虫(クロバエ科のヒツジキンバエなどの幼虫)の寄生を防ぐため、子羊の臀部(陰部と表現されることもある)の皮膚と肉を切り取ること。
(中略)
羊毛用に品種改良されたメリノ種は、多くの羊毛を採取するために皮膚面積が広く、全身の皮膚に深い皺がある。そのため、臀部・陰部の皺に糞尿がたまりやすく、蛆虫が繁殖しやすい。そうなると、羊は蛆虫に皮膚や肉を食い破られ、死に至ることもある。それを予防するため、ミュールシングがなされる。ミュールシング以外では、薬品を使う方法(ケミカルトリートメント)などがある。
ミュールシングは無麻酔でおこなわれ、また傷跡の治療なども行われない。
→Wikipediaより引用
ノンミュールジングウールは羊に優しい毛糸ですが、そもそもミュールジングを知らなかった私は大変なショックを受けました( ゚Д゚)。
まあ、たしかに、毛糸製品を大量生産するためには必要なことだと思いますが。ニュージーランドでは禁止され、オーストラリアでは合法。動物愛護の観点から、無印やユニクロなどはミュールジングをしない農場との契約に変えたそう。
他にもアルパカ素材の禁止とか、こういった事実を知ると知らないとでは、気の持ちようも大違いですよね。むーん。
ミュールジングを知ると、視点が広がりました。全面禁止されたとしても、別のやり方でどう大量生産を維持するのかな、そうまでしてるのに大量廃棄はどうなのかしら、とかとか。
。。。ちなみに、私が購入したのは毛糸ピエロのUrban(アーバン)。スーパーエクストラファインメリノで手触り最高&オーガニックウール&ノンミュールジングウール☆という、既製品より上質な自信を持って渡せる毛糸です。
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金欠とか、人にはそれぞれ事情がありますよね。ファストファッション様様な状況だってあります。でも、だからこそ。どんな過程を経た品物であれ、何円だったとしても。わたしの目の前にあるものは大切にしたいなあ、と。
そして自分や大切な人に手作りするなら、こういった素材からこだわってみるのも良いかもなあ、と思う出来事でしたヽ(●´ε`●)ノ
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