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Windows 10 インストール後にやること

自分用のメモです。


ゴッドモード

Windows Vista以降には開発者向けに用意された隠し機能「ゴッドモード」があり、Windows 10でも利用できる。これは何かというと、エクスプローラーに200を超えるWindowsの各種設定機能が一覧表示されてダイレクトに開けるというもの。

新規フォルダーを作成し、フォルダー名を

.{ED7BA470-8E54-465E-825C-99712043E01C}

にすればいいだけ。デスクトップにでも置いておくと便利。

自動再生

  • 設定 → デバイス → 自動再生

デバイスを接続したとき自動で何かのアプリが起動したりエクスプローラーが開いたり、あるいは何もしないなどの選択はここでできる。これはお好みだが、個人的には勝手にウィンドウが開いたりするのは嫌なのですべて封じておく。

ウィンドウのスナップ

  • 設定 → システム → マルチタスク → ウィンドウのスナップ

この機能、便利?余計?
これもお好みだが、僕はまったく余計だと思うのでOFF。

タスク Microsoft compatibility telemetry

  • 管理ツール → タスク スケジューラ → タスク スケジューラ ライブラリ → Microsoft → Windows → Application Experience → 右のペインの Microsoft Compatibility Appraiser

無効にする。

Microsoftが情報収集して送信するプログラム。Microsoftはこの情報を使用してユーザーエクスペリエンスを最適化するということなんだが、定期的にこのタスクが走ってPCが重くなる要因となる。Microsoftに協力したければそのままでよいが、僕はPCが重くなるのはイヤなので無効に。

サービス Windows Connect Now

  • 管理ツール → サービス → Windows Connect Now

停止して無効にする。

何らかの機器が発する WPS (Wi-Fi Protected Setup) 要求が WPS対応無線ルーターを通ってLANに入り込むと、WPSプロトコルのMicrosoftによる実装である WCN (Windows Connect Now) が反応して、エクスプローラーでネットワークを開くとその機器が表示されてしまう。以前、エクスプローラーに suez という知らない機器が表示されていて、これは何だろうかと思い、プロパティに書かれていた機器名でググったら Amazon Kindle Fire HD 10 らしかったのだが、そんなものは持っていない。おそらくご近所さんであろう。WCNが要求を察知しただけで、実際に接続が確立するわけではなく、別に害は無さそうなのだが、精神衛生上よろしくないし、自分にはまったく不要な機能なので、オフ。

サービス Function Discovery Provider Host

  • 管理ツール → サービス → Function Discovery Provider Host

スタートアップ:自動で。

ネットワーク内のコンピューターなどの機器が見られるようにするためには必要。また、次の Function Discovery Resorce Publication のためにも必要。

サービス Function Discovery Resource Publication

  • 管理ツール → サービス → Function Discovery Resource Publication

スタートアップ:自動(遅延開始)で。

このコンピューターやリソースがLAN内の他のコンピューターから見えるようになる。先に Function Discovery Provider Host が動いていなければならないと思われるので、このサービスは遅延開始で。

シェルアイコンオーバーレイ

エクスプローラーでファイルやフォルダのアイコンの横に特定のアプリケーションにとってのステータスを表すマークがオーバーレイ表示される機能があり、たとえばMicrosoft OneDriveやGoogleDriveやDropBoxなどではファイル同期の状態の表示に利用されていたり、Tortoiseではファイルのリポジトリに対するステータスの表示に利用されていたりするのだが、このオーバーレイの種類はなんとたったの15個が上限となっているので、到底すべてのアプリケーションには対応できない。そこで、本当に表示してほしい15種類を自分で絞り込む必要がある。

この絞り込みは、レジストリ

\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\ShellIconOverlayIdentifiers

のエントリの並びを編集することで行う。エントリの最初の15個だけが有効となるので、有効にしたいエントリ名の先頭に空白文字を入れるなどして並びを変える。

レジストリエディタを起動して手動でちまちま並べ替えるのが面倒なら、下記のPowershellスクリプトを使ってみるのもいいかもしれない。ただ自分は試していない。自己責任で。
https://github.com/demonjrules/windows-shell-icons_tortoisesvn

Microsoft OneDriveがインストールされていると、せっかくTortoiseを上位にセットしておいても、いつの間にかOneDriveがさらに上位に勝手に移動して、Tortoiseのアイコンオーバーレイが反映されなくなっていたりするので、Tortoiseを使うならOneDriveはアンインストールすべし。OneDriveへのアクセスにはブラウザを使えば良い。

ファイルアーカイバー 7-Zip

Windowsは標準でZIP形式やCAB形式のファイルアーカイブフォーマットのサポートを備えているが、さらにWindowsが標準でサポートしていない様々なファイルアーカイブフォーマットを使用するためのファイルアーカイバー。世の中にはいろいろなものがあるが、オープンソースの 7-Zip を導入するのが自分にはベストチョイス。

対応形式:7z, ZIP, BZIP2, GZIP, Z, RAR, TAR, CAB, XZ, WIM, ARJ, CHM, CPIO, CramFS, DEB, DMG, FAT, HFS, ISO, LZH, LZMA, MBR, MSI, NSIS, NTFS, RPM, SquashFS, UDF, VHD, WIM, XAR

コーデック ADVANCED Codecs

Windowsは標準で Windows Media 形式 (.asf, .wma, .wmv, .wm)、QuickTime ムービーファイル (.mov)、MP4 ビデオファイル (.mp4, .m4v, .mp4v, .3g2, .3gp2, .3gp, .3gpp) 、MPEG (.mpg, .mpeg, .m1v, .mp2, .mp3, .mpa, .mpe, .m3u) など多くのマルチメディアファイルに対応しているが、さらにWindowsが標準ではサポートしていない様々なメディアファイルを再生したりサムネイル表示したりすることを可能にしてくれるコーデックパック。世の中にはいろいろなものがあるが、Shark007さんの ADVANCED Codecs を導入するのが自分にはベストチョイス。

対応形式:flv, mkv, mka, divx, xvid, ogg, ogm, amr, mpc, ape, flac, evo, m4b, rmvb, y4m

注:現在は64bitシステム向けのみリリースされている。32bitシステム向けも入手は可能だが、もうメンテナンスされていない。

- インストールとセットアップ

ADVANCED_64bitCodecs.7z をダウンロードし、置いておきたいフォルダに展開する(私は C:\usr\ADVANCED_64bitCodecs に展開している)。そして、その中の Launcher64.exe を実行する。これだけでコーデックのセットアップは完了する。デフォルトの初期状態のままでもいいし、GUIで設定を変更すれば、それは即座に反映される。あとはEXITするだけでいい。RESET ALLを押せばすべてが初期状態に戻る。

- アンインストール

HELPタブのRemove ALLを押せばコーデックの登録は解除されレジストリも消去される。あとはフォルダごと削除して構わない。

Candy Crush Soda Saga

アンインストール。

要らない。


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