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当事者になると、他の当事者に思いやりを持ちやすい
最近、自分が当事者になると他の当事者に思いやりを持ちやすいと感じた出来事がありました。これからの誰もが気持ち良く過ごせる社会のために、大事なことだと考え、Noteにまとめてみました。
目次
・子どもを連れた方への席譲り
・車への道譲り
・いろんな当事者を体験できれば
○子どもを連れた方への席譲り
先日、帰宅途中の電車で運良く座れたさいに、あとからお子さんを抱っこしたお父さんが乗車しました。その時、とても自然に席を譲ろうと声かけをしていました。次の駅で降りるとのことだったので、座っていただくことはなかったですが、自分が自然に席を譲ろうと動けたのは、自分自身が子どもを抱っこしている時、揺れる電車に立っているのはなかなか大変だと、経験していたからだと思います。子育ての当事者として、他の当事者の苦労を一部ですが分かっていたことが、思いを寄せる後押しになったのだと思います。
○車への道譲り
似たような感覚が、大学生時代に運転免許を取得した時にもありました。
取得前は、外で歩いている際に全く車のことを気にせず、運転手のみが気をつけるべきだと思っていました。
しかし、取得した後は例えば道や建物に通じる道路を横断する際、その道などに入ろうとする車がいたらすぐに横断したり、道路が混んでいて後ろに他の車を待たせていたら、車に道を譲るようになりました。
免許取得のために車を運転していく中で、車の運転では自分自身だけでなく、周りの状況にも応じて操作をしなければならず、なかなか大変なものだと実感したことで、運転手への思いやりからこうした行動が取れるようになったのだと思います。
○色々な当事者を体験できれば
ここまで書いてきた自分の経験を踏まえると、人は自分が当事者となった経験があることについては、他の当事者に思いやりを持ちやすい性格があるのかもしれません。そうだとしたら、色々な当事者を体験できれば、もっと多くの人々に思いやりを持ちやすくできるかもしれません。現実でいくつも体験するのは難しいかもしれませんが、今後VRやARの技術が発展すれば、いつでもどこでも多様な当事者を体験できるようになるでしょう。そうなれば、今よりももっと人々がお互いに気持ち良く過ごせる社会になると思います。
皆さんはどう思いますか。
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