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子どもとの対話で大事なことは、仕事における対話でも大事なことだ

 最近、子どもの意思表示が多くなってきました。大人側の都合とぶつかることも増えてきているように感じ、対話することをよく意識するようになりました。この、子どもとの対話において大事だと感じていることが、そのまま仕事における対話でも大事ではないかと思い、今回noteにまとめてみました。

目次
・まずちゃんと聴く
・気持ちの受け取りを忘れない
・互いに良くなる方法を考える

○まずちゃんと聴く
 子どもとの対話において、まずは意思表示をちゃんと聴くように心がけています。具体的には、顔を子どもに向けて意思表示を遮らずに最後まで聴くようにしています。そうしないと、子どもの心に「聴いてくれない!」という不満が出て、より癇癪を起して結局大人も困ることになるからです。ちゃんと聴くことは、時間と精神力がかかりますから普段から余裕を持つ生活リズムを目指しています。
 この「ちゃんと聴く」ことは仕事における対話でも同様で、こちらに話しかけてきた相手は顔を向けなかったり途中で遮られると、「聴いてくれない!」の不満が出て、お互いの協力が必要な仕事に支障が出てしまいます。こちらも、普段から余裕を持っておかないとできないことです。

○気持ちの受け取りを忘れない
 子どもとの対話では、内容だけで無く気持ちも受け取るようにしています。何か上手くできなくて訴えている時、「○○ができないね」ではなく「○○ができなくてモヤモヤするね」と、事実や内容だけで無く気持ちも受け取っていることを伝えます。そうすると、子どもは安心したような満足したような顔をしてくれます。
 仕事における対話でも、相手の気持ちも受け取ることが大切だと思います。大部分は事実や内容のやり取りですが、時に悩みを含んだ相談があります。その時に、悩みの内容だけきいて解決策を言うよりも、悩みによって感じている気持ちも受け取れると、相手に安心感ややる気をもってもらえます。

○互いに良くなる方法を考える
 最後に、子どもと大人の互いが良くなる方法を考えます。子どもの意思表示をきちんと受け取ることは大事ですが、子どもの要求を単純にいつでも受け付けるのは違います。一方で、いつでも大人の都合だけを子どもに問答無用で押し付けることも違います。できるだけ互いが良くなる方法を考える必要があります。この時、きちんと子どもの話を聴いて、気持ちも受け取っていれば子どもも協力的にやってくれることが多いです。
 仕事においては、より互いに良くなる方法を考えることが必要になります。単純に上司の指示だから、契約相手の指示だから、というのは長続きしません。相手だけでなく自分も良くなる方法を提示する時、その前に相手の話を聴き、気持ちも受け取っていれば相手も納得しやすくなります。

 ここまでのまとめを通して、子どもとの対話は単に家族の絆を深めるだけでなく、仕事における対話の力を伸ばすこともできる機会だと思いました。家族にも仕事にも良い「対話」を、これからも意識していきたいと思います。

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