さよならバーゼル

以前は毎年3月に、最近は4月末-5月初旬にスイスのバーゼルで開催されていた時計の展示会「バーゼル・ワールド」、今年は中止になりましたが、今後の予定も二転三転して来年以降も無期延期がほぼ確実になったようです。

バーゼル・ワールドには一部ジュエラーの方々も出展されているので私も何度か行きましたが、やはり「時計の展示会」としてのほうが有名ですし、規模も世界最大級なのは間違いありません。時計好きの方々は毎年楽しみにしている、夢のようなフェアでしょう。私にもその気持ちがわかります。

ウィキペディアによると100年以上も歴史がある展示会なようで、バーゼル・ワールドが開催されなくなるというのは本当に残念ですし、悲しい決定です。ジュネーブに拠点を置く高級時計のメーカー集団が展示会を離れたことも大きな理由なようですが、いやー問題解決したんで開催します!というポジティブな三転四転目があるといいなぁと、これは私の希望ですが。
自分が行かなくても、バーゼルのニュースは毎年楽しみにしていました。
詳しい事情はこちらの方のサイトのこちらこのページに掲載されています。

これをきっかけに飽和状態気味だった展示会やメッセがぱたぱたと今後の開催を無期延期するのではないかと思うと、やはりオンライン・メッセという時代の到来なのかもしれません。それはそれで便利かなと思ったりもしますが「現地に行って直接見る。知る。人に会う」これが以前のように普通にできるように戻るまでには、まだまだ時間がかかりそうです。

本当に、さよならバーゼル…


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