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映画『THE FIRST SLAMDUNK』観ました
![](https://assets.st-note.com/img/1673639690042-3DKyqUCQXQ.jpg?width=1200)
今回の記事はタイトル通り、
映画『THE FIRST SLAMDUNK』を観てきました。
というだけの記事です。
そしてこれも以前Quoraに投稿した記事の転載になります。
1.質問『あなたが今年映画館で観た映画はどんなものがありますか?』
以上がQuoraでいただいた質問です。
これに対しての回答は2022/12/29に、投稿しました。
2.映画『THE FIRST SLAMDUNK』原作者書き下ろしミニステッカー
質問ありがとうございます。
つい最近映画館で見ました。
『THE FIRST SLAMDUNK』
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映画館に行くともらえる、
![](https://assets.st-note.com/img/1673417424946-ihZJDdxKsD.jpg?width=1200)
監督・原作者 『井上雄彦』書き下ろしA5サイズミニポスター(全国合計100万枚限定・なくなり次第終了)
![](https://assets.st-note.com/img/1673417106623-N6yXTeA7w6.jpg?width=1200)
※僕はオンラインでチケットを購入しましたが、映画館の上映SCREENに入る時にもらえました。
3.原作コミック『スラムダンク』(SLAM DUNK)
![](https://assets.st-note.com/img/1673555017834-3aPG54I6Vh.jpg?width=1200)
まず原作コミック『スラムダンク』の概要。
『SLAM DUNK』(スラムダンク)作者『井上雄彦』
1990年〜1996年『週刊少年ジャンプ』で、全276話にわたり連載された、
高校バスケットボールを舞台にした漫画。
1993年 初めて日本のバスケットボールのプロリーグ化が検討された。
そのプロリーグ化構想の発端として、
1991年Jリーグ創立
1992年バルセロナオリンピックでの『ドリームチーム』の活躍以降のNBAブーム
1990年連載開始バスケ漫画『スラムダンク』の大ヒット。
が挙げられる。
その後日本バスケのプロリーグ化は、詳細は省くが、
複雑な歴史を経て、
2016年 完全プロリーグ『B.LEAGUE』が発足した。
![](https://assets.st-note.com/img/1673558811463-ByBZHYz1XS.jpg?width=1200)
つまりコミック『スラムダンク』は、
日本のプロバスケリーグ『B.LEAGUE』発足の理由の一つになっている。
AmazonではまだKindle化(電子書籍化)はされていないようで、紙書籍としてのコミックスしか販売されていません。
そしてそのコミックスも大きく3種類存在します。
『スラムダンク』集英社ジャンプコミックス全31巻=一般的な最も古いコミックス。
『スラムダンク完全版』集英社ジャンプコミックスデラックス全24巻=通常より大きめのサイズ版。
『スラムダンク新装再編版』集英社愛蔵版コミックス全20巻=サイズは通常コミックスと同じ、全巻表紙を新たに書き下ろし。
2の完全版がサイズがちょうど週刊少年ジャンプと同じくらいで、ジャンプ連載時のカラーページも完全復刻。さらに表紙も井上雄彦描き下ろし。
その代わり価格も高くなります。
特にこだわりがなければ、3『新装再編版』か、
オリジナルと言える1『ジャンプコミックス』
価格もほとんど同じ。サイズも同じ。表紙が新しいか古いか。
4.『スラムダンク』ストーリー設定
舞台=『神奈川県立湘北高校』
![](https://assets.st-note.com/img/1673556715496-vB91Xz6RYw.jpg?width=1200)
1990年代中頃の、明らかに神奈川県湘南地区にある『県立湘北高校』が舞台。
主人公『桜木花道』#10=湘北高校1年生。
![](https://assets.st-note.com/img/1673556992352-tSFgfcBOUK.jpg?width=1200)
高校1年生として湘北高校に入学=バスケは完全初心者。
『赤木剛憲』#4=湘北高校3年生が率いる、
![](https://assets.st-note.com/img/1673558935581-pW7QjWE9lY.jpg?width=1200)
『湘北バスケ部』に入部。
『流川楓』#11=同じ一年生のライバルとなるルーキーと出会う。
![](https://assets.st-note.com/img/1673559082536-KknYlbSYzk.jpg?width=1200)
のちに、
『宮城リョータ』#7=2年生で、ケガで入院していたバスケ部員の復帰。
![](https://assets.st-note.com/img/1673559208437-xAnD9zw6gj.jpg?width=1200)
さらに、
『三井寿』#14=元バスケ部だった3年生の復帰。
![](https://assets.st-note.com/img/1673559379746-f5c9Hr7ZEd.jpg?width=1200)
スタメン5人が揃った時点で、夏の高校バスケインターハイ県予選開始。
以降、対戦相手となる高校バスケ部との試合の描写がメインとなる。
5.原作コミック突然の最終話
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湘北高校は苦戦しながらも、神奈川県予選を勝ち抜き、
最終的に、広島県で開催される高校バスケインターハイ本戦に進出し、
2回戦目の秋田代表『山王工業高校』と対戦。
『山王工業』は高校バスケ界最強と呼ばれるチームだった。
〜ネタバレ〜
![](https://assets.st-note.com/img/1673596606933-83yVFletBP.jpg?width=1200)
『湘北高校』は、高校バスケ界最強チーム『山王工業』を破り、
インターハイ2回戦を制するが、
3回戦目愛知代表『愛和学院高校』との対戦で敗退。
この愛和学院戦の様子は、漫画にも描かれておらず、
最終回に『続く3回戦、愛和学院に、ウソのようにボロ負けした』
という簡単な説明がなされるだけ。
唐突な最終回だったが、
2回戦『山王工業』戦以上の面白い試合は、なかなか描けないとわかる。
つまり『山王工業高校』は、最強のチームだった。
以降作者『井上雄彦』も、続編を描く意思はあるが、
現時点では、ここで終了となっている。
以後、
1993年 テレビアニメ化が一度。
そのテレビアニメの延長としての、劇場版公開が4度あったのみ。
そして、
テレビ朝日、東映アニメスタッフとはまた別に、
2022年12月原作者『井上雄彦』の監督・脚本による、
劇場版アニメーション『THE FIRST SLAMDUNK』が公開。
6.映画『THE FIRST SLAMDUNK』概要
![](https://assets.st-note.com/img/1673471955292-RpigAprtEV.jpg?width=1200)
原作者『井上雄彦』=監督・脚本。
原作漫画『スラムダンク』の最終回(連載終了)から26年半を経ての映画公開。
ストーリーとしては、
原作コミック『スラムダンク』ジャンプコミック版25巻〜ラスト31巻までの
『計6巻』にわたって描かれる、
インターハイ神奈川『湘北高校』VS秋田『山王工業』戦
の一試合の様子が描かれます。
原作を知らない人で、バスケにも興味ない人なら、
「そんななげーの?」
「つまんなそー」
と思うかもしれませんが、
逆に原作を読んでいたら、
そんなことはないとわかると思います。
むしろ漫画で十分引き込まれた作品が、
劇場版アニメーションで描かれているので、迫力は十分です。
![](https://assets.st-note.com/img/1673597580531-Hp8X7fxmTN.jpg?width=1200)
しかも、
原作者『井上雄彦』自身が絵コンテから描き起こし、
全編CGアニメーション、
劇場の大スクリーンでの迫力、
プラス音楽・効果音。
また映画は一試合の描写だけではなく、
7.スタメン5人の過去の関わり
『湘北高校』VS『山王工業』
試合の途中に湘北高校スタメン5人の過去の関わりが、
カットバックされます。
![](https://assets.st-note.com/img/1673598089092-Ub3DIutV4Y.jpg?width=1200)
この部分は、
PG『宮城リョータ』2年生を中心にして描かれて、
本編映画の主人公=『宮城リョータ』#7
として描かれる。
※これは『井上雄彦』書き下ろし『ピアス』という作品。
この辺りは原作にはない、スピンオフ。
※『宮城リョータ』にスポットを当てた読み切り『ピアス』は、
この『THE FIRST SLAMDUNK re:SOURCE』(愛蔵版コミックス)
に収録されています。
〜多少のネタバレ〜
映画冒頭は宮城の幼少期から。
『宮城リョータ』は幼少期、沖縄に住んでいた。
![](https://assets.st-note.com/img/1673640757484-xRjMQ1ctlU.jpg?width=1200)
そして3歳年上の兄の影響でバスケを始めたこと、
その兄が、若くして亡くなってしまうこと、
その辛い思い出を捨て去るために、
![](https://assets.st-note.com/img/1673640890190-ECvL44Eo8d.jpg?width=1200)
母親と一緒に沖縄を離れ、(おそらく母子家庭)
神奈川県に引っ越す。
この時宮城は中学生。
神奈川県に引っ越した宮城に、
のちの湘北高校チームメイトの、
『三井寿』、『赤木剛憲』などが絡んでくる。
この宮城中心のエピソードは、
次第に原作コミックスの初期の頃と同時期になってくるが、
原作コミックス初期で描かれたエピソードは、
映画ではうまく省略され、
原作の読者への配慮となっている。
つまり原作初期のエピソードの裏側が描かれている。
もちろん、原作を読んだことがない視聴者でも、
湘北高校スタメンたちの背景を窺えるという内容。
8.その他原作コミックスとの相違点
![](https://assets.st-note.com/img/1673601147901-bgHtZUUDhI.jpg?width=1200)
映画版のストーリーの中心はあくまでも、
『湘北高校』VS『山王工業』
の試合内容。
そこに宮城を中心としたスタメン5人の関わりが描かれ、
原作未読の観劇者にも、
初期ストーリーが簡単にわかるようになっている。
その代わり、
少年ジャンプ連載時のギャグ描写は少なめになって、
バスケットの試合での選手やボールの、コートでの動きの描写メイン。
また、原作漫画での『湘北』VS『山王』戦での、
一部の場面がカットされている。
『山王工業』3年『河田雅史』の弟『河田美紀男』の登場や、
『山王工業』エース『沢北栄治』の父親『沢北哲治』や、
![](https://assets.st-note.com/img/1673599851721-5JlISDEuHD.jpg?width=1200)
エース『沢北エイジ』の過去のエピソードの一部
![](https://assets.st-note.com/img/1673600499044-UuBC3iBnzV.jpg?width=1200)
など。
9.原作とは違うラスト
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ラストと言っても、試合の勝敗は、読者はすでに知っているし、
ミステリーでもないので、最後はオチというより、
おまけエピソード的に原作とは違う描かれ方でした。
※それでも知りたくない人は、以下のネタバレは読まないように。
〜少しのネタバレ〜
マンガ:『湘北高校』PF『桜木花道』が試合中に怪我をして、その後のリハビリの様子が描かれる。
映画:インターハイで試合に敗れた『山王工業』エース『沢北栄治』は、予定通りアメリカへバスケ留学。その数年後、アメリカでの試合で、同じくアメリカ留学していた『宮城リョータ』と試合で再会する。
10.おまけ
映画館でもらった先ほどのポストカード。
![](https://assets.st-note.com/img/1673553731749-Uhk56UM8CN.jpg?width=1200)
の裏面にある、
![](https://assets.st-note.com/img/1673553956418-GzkdF8vb9y.jpg?width=1200)
このQRコードをスマホのカメラで読み取ると、
![](https://assets.st-note.com/img/1673554172462-t7dFTf4Fww.jpg?width=1200)
ブラウザが立ち上がり、ロゴが浮き出し、
![](https://assets.st-note.com/img/1673554316212-XNY6MSCyIQ.jpg?width=1200)
下部の赤い『ARをスタート』をタップすると、
簡単なARアニメーションが楽しめます。
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