ヒトはヒトになる前から歌っていた

ヒトは、ヒトになる前から歌っていた。

と、ツイートしました。https://twitter.com/jackies151e/status/1524521483493871616?s=20&t=uRE4rvqWjaneagg4lqKikg

そこから連続になったので、それをここにまとめます。

ヒトは、ヒトになる前から歌っていた。
実証するのは今のところ不可能な事柄ですが、私は「信じています」。 但し、音声言語(思考)を獲得してから、その形態は大きく変化しました。音声言語からのフィードバックによって、その分節性を歌の中に大きくもたらす事になったのです。 それが音階*(又は音律)です。

ヒト以外の霊長類や、更には霊長類以外の動物も、それぞれの基準でとても美しい魅力的な「歌」を歌います。 が、残念ながら、ヒトは音声言語からのフィードバックによって分節的に「歌を聴く」事にすっかり馴染んでしまい、それをしない形態の歌を歌として認識する事ができなくなってしまいました。
だから、動物の歌はヒトの耳には決して歌としては聞こえず、耳障りな「鳴き声」や「吠え声」にしか聴こえないのです。

私は、二つの真逆の経験を、おそらくここ10〜15年ぐらいの間に経験するようになりました。 ・ヒト以外の動物の「歌」に対する理解と味わい ・ヒトの「歌」の持つ言語とよく似た分節性=音階、音律の理解と味わい それはヒトの言語と歌における分節性を客観的に理解し始めたからなのだと思います。

おそらく、ヒト以外の動物もお互いに異なる種の動物の歌に対して理解する事はあまり無いのかも? …いや、それとも、お互いにある程度理解し合えるのかな? ヒトの音声言語のように分節化していないから、ヒトには理解しづらいけれどある意味「聴こえた通り」なので、少なくとも「哺乳類共通の基準」とか、ありそう?

追記: ヒトの定義
・ヒトが使う独特の形式(細かく分節化した音声を組合せてそれに恣意的に意味を当てはめる)の言語を使う動物

以上を前提として
・ヒト以外の動物の歌にも共感できる程度の想像力を持つ動物
ならば、もしかしたら話がわかるかもー?

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