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2020年すこぶる面白かった漫画たち

2020年もあと僅か。今年もたくさんの漫画を読みました。

新規開拓はあんまり出来なかったけど、そんな中でも独断と偏見と自己満足で選ぶ今年特に面白かったをnoteに放り込んでおきます。


呪術廻戦/芥見下々

アニメも始まって絶好調の呪術廻戦、本誌のほうの盛り上がりもMAXで、今一番毎週楽しみにしている漫画。

冨樫先生リスペクトを全面に出した戦闘描写、乱発しすぎない衝撃展開、敵味方勢揃いの濃いキャラクター、魅力多すぎ。

最近忙しそうで番外編挟んだり線が雑になってたりで心配ですが、間違いなく来年のジャンプ看板になりそうなので、無理せず頑張ってほしい

2.5次元の誘惑/橋本悠

ジャンプ+でいま一番ジャンプっぽい漫画。最初は方向性迷っていた感じだったけど、熱い展開で評判良くなってから主軸をそこにしたからか、とても読みやすい。

要所要所でオタク完全同意のセリフが入るところもポイント高し。

信長を殺した男/藤堂裕

今年完結。ちょうど大河ドラマでも明智光秀が主役なので、タイミングよし。様々な作品では悪役に捉えられがちな明智光秀を、最新の検証をもとに本能寺へつながる理由を漫画に。

元々見どころだらけな戦国時代を明智光秀視点で描くと、いろんな流れを俯瞰でみれて楽しかった。ラストの本能寺の変~死ぬまでも丁寧に描かれており、より戦国時代が好きになりました。

葬送のフリーレン/山田 鐘人

サンデー期待の新作。魔王を倒した勇者一行、そのなかで生きる時間軸が一人だけ異なるエルフのその後の話。

最近魔王倒したあとの平和な世界の話、みたいな作品はめずらしくなくなってきた印象ですが、これはその中でも群を抜いて読ませる内容。

勇者一行の中で主人公のエルフだけがその後の人生が遥かに長いってところに焦点をあててるのが哀愁も漂わせていてとても良い。来年以降も楽しみな作品

DAYS/安田 剛士

もうずっと毎年面白いDAYS。今年はいよいよ桜高との試合。盛り上がらないはずもなく。試合開始から試合終了まで、毎週ハラハラする展開の連続でした。

多分来年には終わるんだろうなぁ。まだ完結はしていないけど、無限にあるサッカー作品の中でも間違いなく上位に入る名作。

ランウェイで笑って/猪ノ谷 言葉

こちらもずっと毎年面白いランウェイで笑って。学芸祭だったり、ガールズコレクションだったりと都度大きなテーマを置きながらすすめる展開は、イコール都度盛り上がるシーンが挟まれるということで、そのどれもが熱くなる展開ばかり。

しかも毎回、過去とは違う盛り上げ方で熱くさせてくれるのがすごい。来年からいよいよパリに向けた話になっていきそうで、楽しみ。

昭和天皇物語/能條純一

7巻にしてついに昭和が始まりました。60年以上続く昭和という激動の時代を天皇視点で丁寧に描くこの作品。近代史の勉強としても、物語としての面白さとしても、めちゃくちゃ楽しめます。

この先も長そうだけど、最後まで描ききってほしい作品。

青の花 器の森/小玉ユキ

坂道のアポロン→坂道ベイベときて、作風確立した感のある小玉ユキの新作。前回は富山のおわらを題材にしていたけど、今回は長崎の波佐見焼。

前作同様日本の伝統を下地に、とてもゆっくりと流れる恋愛物語は、読んでて優しい気持ちになれます。

今作もおそらく10巻いかないくらいでおわりそうなので、さくっと読める良作になりそう。

鬼滅の刃/吾峠呼世晴

いやもう鬼滅の刃、面白かった。最終巻の描き下ろしも素晴らしかった。いろんな条件が重なってのこのフィーバーだと思うけど、やっぱり作品の面白さあってこそ。

変に引き伸ばしたりはせず、やや巻き目に見える展開も、終わってみるとめちゃくちゃテンポの良い終盤になっていたのも良かった。今年は鬼滅の年でした。


こんなもんかな。今年もたくさん楽しいに漫画に出会えました。また来年に出会える漫画も楽しみです。

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