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イベント意見箱返信①

みなさんお疲れ様でございます。
郡山市でポケモンカードをしていたり、要約筆記者として活動しているハナシチと申します。
イベント意見箱にコメントが寄せられていたのでお返事と、音声認識に関する実験報告をしていきます。

コメント返信

ハナシチさんのポケカへの献身にすごく感銘させていただいております!今後もその活動で福島の郡山のポケカシーンを引っ張っていって下さい!陰ながら応援しております。

>あたたかいコメントありがとうございます!!
励みになります。
今後もイベント続けていきますのでどうぞ優しく見守っていてください。

私から勝手にやってましたが、デッキ強化相談室みたいなのもやれたらいいなと思いました!はんすけ

>2/12のイベントにも参加したはんすけさんからのメッセージです。
私もいつかやりたいなと思っているイベントです。
1人では難しそうなので、ご協力いただけると助かります。

以上がイベント意見箱に寄せられたコメントです。
イベント開催直後でなくても、参加された方でなくてもご意見募集中です。
よろしくお願いいたします。


実験報告

字幕のあるポケカ交流会はもう4回も開催されていますが、対戦のやりとりを字幕化することは失敗し続けています。
それでもイベントが成り立っているのはひとえに参加されたみなさんのご協力あってこそです。
改めて厚く御礼申し上げます。
しかしながら、字幕がない交流会ではタイトルに偽りありなので主催はいろいろ考えました。

①音声認識アプリの導入
対戦のやりとりには実際に情報保障の現場でも使っているUDトークを使用しました。

UDトークのいいところはパソコンでリアルタイム修正が可能なところです(さすがに交流会のときは実施できませんが)。
広い会場のときはYY雰囲気カメラを使用してオノマトペや笑い声などを拾っています。

②イベント当日の結果
先日の交流会でも参加者に使ってもらいましたが、認識率がイマイチでした。
周囲のザワザワ音が原因です。
だからといって静かに対戦しろとは言えないし、子供のはしゃぎ声がイベントのウリのひとつになっています(勝手にそう思っています)。
何か改善策があるはず、と模索していたときにX(旧Twitter)で流れてきたポストがこれ

そのときハナシチに電流走る。
マイクを無線化してピンマイクのように使えば認識率上がるのでは?
早速ダイソーに走って購入してきました。

③実験
2/16にシーガル郡山店で開催されたポケカ交流会で実験させてもらいました。
機材導入に快く了承くださり感謝しています。
当イベントに参加された方との対戦で実験してみました。
機材は上記のBluetoothコンバーターと私のスマホ(iPhone14)を準備。
有線のマイクは刺さなくてもコンバーターにマイクが付いているのでBluetooth接続のみで音声は認識しました。
マイクは私にだけ装着し、相手にスマホの画面を向けて対戦しました。
対戦を字幕化したものがこちらになります。

使用デッキは赤ルギア

なかなかいい感じじゃありませんか?
ポケモンカードに慣れている人ならどんなやりとりが行われているかわかる範囲だと思います。
字幕の結果からわかるように、私の声だけ拾っています。
周囲のザワザワ音、対戦相手の音声は拾っていません。
これが大きな収穫だと思っています。
当日は20名近くが参加しており、お店もかなり広い空間で人が集まると聴者でも声を張らないと聞こえないほどうるさくなります。
その中でこの結果が得られたのは大成功だと確信しています。

④活用するために
マイクは話し手に近づければ字幕化することがわかりました。
しかし肝心の認識率はまだ甘いと言っても過言ではありません。
ポケモンカード対戦に重要なワザやポケモンの名前はAIに覚えさせなければなりません。
これはUDトークの辞書機能を使ってひとつひとつ入力していく必要があります。
手間です。
またポケモンカード対戦に特徴的な、「カット」、「サイドを取ります」、「番を返します」などは認識率が低く、AIに学習させる必要があります。
昨今chat GPTやAI画像生成が流行り、みなさんもおわかりかと思いますが、AIにも学習させることが重要です。
つまり何度もデータを蓄積させなければいけません。
やはり手間がかかります。
ひとまずはこの方法でやってみようかな〜とは思いますが、最善ではないです。
もっといい方法を模索し続けます。

⑤その他機材
ダイソーさんはすごいですね。
3.5mmプラグのピンマイクもあったので購入。

現代にスマホロトムがあれば…!!

Lightningケーブルと3.5mmプラグコンバーターも購入し、差し込み。
Bluetoothマイクよりも音の拾いが悪い?
こちらは実家で実験したので家族の前で声を張るのが恥ずかしく、条件が上記のものとは異なります。
いずれ交流会などで使用してみます。
AmiVoiceといった音声認識に特化したマイクもありますが、有償ボランティアの報酬で生きてる人間には買えません。

性能がいいのはわかっているのでいずれ試してみたいです。

以上が実験報告になります。

ここまで読んでくださってありがとうございました。
今後もよりよいイベント体験のため、最善を尽くしてまいります。

この記事にもお気持ち代を設置しています。
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いただいた収入は機材購入(iPadなど)に充てさせていただきます。

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