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【イベントレポート】女性コンサルタントが語る「リクルートメントコンサルタント」としての働き方


目次
1.      リクルートメントコンサルタントのやりがいと面白みとは?
2.      リクルートメントコンサルタントの大変なところは?
3.      リクルートメントコンサルタントの働き方、子育てとの両立は可能?
4.      女性コンサルタントはこれからのキャリアについてどう考えている?


内容
JAC Groupでは、一人ひとりを個人としてその存在を受け入れ、組織とチームで、その「違い」が活かされることを大事にしています。その中の一つで女性の活躍を支援する組織としてWomen Empowerment Committeeは活動しています。
今回は2023年1月18日に開催された『女性コンサルタントが語る〝「リクルートメントコンサルタント」としての働き方“セミナー』の様子をレポートさせていただきます。
 

登壇者




1. リクルートメントコンサルタントのやりがいと面白みとは?

河野:本日はお忙しい中、ご参加いただきありがとうございます。事前アンケートでお預かりした質問に回答させていただきながら、当社のことをご紹介できればと思います。最初に、『リクルートメントコンサルタントのやりがいや面白みって何ですか?』とご質問いただいています。

上市:やはり、少しずつ企業の担当者とリレーションを築いて、「是非、あなたにお願いしたい。」と言っていただけたり、信頼を勝ち取ったりするステップが面白さの一つかと思います。

河野:キャンディデイト(求職者・ご登録者の方)に対してはどうですか?
上市自分の社会人経験のすべてが生かせるというのが面白さであり、やりがいです。自身の転職経験や出産・育児の経験に加えて、コンサルタントとして経験したクライアントに向き合う難しさや業務を推進していく難しさなど、すべての経験値がキャンディデイトをより深く理解することに繋がっていく。私自身がビジネスをしっかり推進して行くことがさらにお客さまの理解につながる、やりがいの終わりがないそう感じながら働いていられるのが面白さかなというふうに感じていますね。

河野:一つ目からすごく良い回答いただいて、本間さんプレッシャーだと思いますがいかがですか。

本間:完璧回答でプレッシャーを感じます…。私はバイオベンチャー企業を担当することが多く、対話の相手が社長様や役員の方など、ご経験を積まれた方が多いんです。そうなると、自分よりも圧倒的に人生経験のある方々なので、「こういう時はこういう考え方をされているのだな」「こういうときはこう乗り越えていくのだな」と、日々勉強させて頂けるというのがこの仕事の面白みの一つだと思います。もちろん、お役に立ちたいという気持ちで日々コミュニケーションをとらせていただいていますが、やはり学ばせていただくことがすごく多いですね。

河野:トップマネジメントの方々とお話しできるのはかなり刺激になりますし、ビジネスパーソンとして自分に活かせるところがたくさんありますよね。一方で、コンサルタントの中には業界未経験者も多くいます。「そういう方と自分がどうお話できるのか」とか「関係性構築がすごく難しそうだけどできるでしょうか」といった不安の声をよく聞ききます。その辺はどうでした?

本間:新卒でJACに入社しているので、社会人経験がない私がはじめからトップマネジメントの方々と対等に話せるわけがなく、最初はとても怖いと感じていました。ただ入社当時から上司や先輩に「転職マーケットのプロとして、あなたしか持っていない知識もあるのだから、自信を持って、丁寧にサービスを提供しなさい」と何度も言われていました。ご転職の経験は、人生の中で数回程度です。しかし、私たちは毎日何十人も人生の転機に触れているから、転職マーケットの情報量は並大抵のものではない。だから自信を持って「私は業界のことも社会人としてもまだペーペーですけど、転職マーケットに関しては結構知っています!」って、それをお守りに頑張っていました。

河野:確かに、新人の方や未経験の方にはそういうふうにお伝えしていますよね。

高橋:そうですね。やはり自分自身も人材紹介は未経験で入社をしたので、その悩みが良く分かります。ただ私も、転職マーケットにおいてはプロであろうと一年目から意識してやっています。

2. リクルートメントコンサルタントの大変なところは?

河野:未経験で習得することが多いので、この仕事の大変さについて皆さんに聞いていきましょう。高橋さんどうですか?

高橋:大変だったことは大きく2つありました。1つ目は、担当業界が未経験だったので、その業界の専門用語がわからないという問題です。企業の担当者やキャンディデイトの言っていることが理解できないもどかしさと申し訳なさで、最初は業界情報の習得にすごく必死でした。本を読んだりするだけでは身につかないので、社内の人に単語帳を作って聞いたり、キャンディデイトがプロなので「教えてください」というスタンスで教えていただき、知見を深めるようにやっています。 

河野:たしかに、外部の方に「教えてください」で聞けるのは、すごく大事なことですよね。

高橋 :いろんな方とお話しできるので、本当に恵まれた環境だなと思いますね。2つ目に大変だったことは、法人の営業経験しかなかったので、キャ
ンディデイトと『キャリア=人生』の話をさせていただくことに、すごく難しさを感じていました。例えば、「ワークライフバランス」という言葉一つとっても、土日休みが取れれば良い方がいる一方で、平日18時から家族で集まって夕飯を共にする生活を指している方もいらっしゃる。
そこは、ひとりひとりの価値観で正解がない。なので、色々な先輩から様々な視点のアドバイスもらって、個人に寄り添うことが出来るように、今も
自己研鑽しています。

河野:コンサルタントが思う常識を基準として話をしてしまうと、実はキャンディデイトのご要望とずれていたということもあるので、常に認識をすり合わせて、
本当に実現したいことを引き出すのが大事ですよね。

3. リクルートメントコンサルタントの働き方は、子育てとの両立は可能??

河野:次は働き方についての質問です。「皆さんは何時ぐらいに出社して、どのように働き方の調整をされていますか?」

本間:結婚前に、東京本社で勤務していたときは、一人でのびのびと夜型生活を楽しんでいましたね。クライアントと飲み会があるときは早めに退勤し
ていましたし、ダイエットのためにジムを契約して、ジムの日だけ早く帰るような生活をしていましたね。

河野:因みに、本間さんは1月からご結婚に伴って大阪に転居されましたよね? 生活に変化はありましたか?

本間:結婚して大阪に来てからは完全に朝型に切り替えました。今はもう定時より前、9時10分ぐらいに会社に行って、そうすると今まで夜型だったの
でめちゃくちゃ眠くて、18時半ぐらいにはふらふら帰る、みたいに結構自分で調整して自由にやらせてもらっています。

河野:なるほど。ちょうど『ライフイベントと仕事の両立をさせる中で、この会社でよかったって感じたエピソードを教えてください』と質問を頂いています。
本間さんいかがですか?

本間:そうですね。フレックス含め働き方がすごく自由なので、自分で責任を持って調整できるっていうところはあります。 家族の都合で少しスケジュ
ールを調整するとか、ここだけは早く帰りたいとか、旅行のためにフレックスを利用して16時に退社し、飛行機に乗ったりなど、自由に調整できる
のはすごくいいなと感じています。 それこそお子さんがいらっしゃる上市さんはどうですか。

上市:調整はとてもしやすいですね。私がジェイエイシーに入社した時は子供が小学生でした。小学校や中学校の学校行事は平日に開催されるんですが、私は、全部フル参加できていて、子供に「そんなに来なくていいよ」と言われるくらいです。こういった点は自分たちが裁量を持って出来る仕事だなと思います。月間も週間も一日のスケジュールも自分で組み立てながら、目標に向かってちゃんと行動をとれてさえいれば、自分の責任で自由に調整できます。なので、子育てとの両立は、個人的にはとてもやりやすいです。私の部門の中でも、去年育休から復職した方や今年復職してまだお子さんが小さい方、今産休に入っている方もいらっしゃいます。復職後は保育園のお迎えで17時には会社を出なくてはいけないケースが多いですが、皆さん自分でスケジュールを調整されていて、限られた時間の中で活躍してくれています。こういった方々は、求められる成果に応えるために、人一倍逆算して動かれることも多く、責任を持って進められさえすれば、本当に自由な組織だなと感じています。

河野:そうですね。弊社はフレックス制度を取り入れているので、11時-16時がコアタイムになっています。そこに合わせてキャンディデイトとの面談や企業側の方とのミーティングも、コンサルタントが自分スタイルに合わせて調整できるので、比較的働きやすいのかなと思います。あとは、私独身です
けれども、様々なライフステージの方々が周りに居るので、ライフステージの変化と仕事の両立に困るという心配をしたことがないですね。一方
で、私も高橋さんもお酒を飲むのがすごく好きで、大体週に2日ぐらいは「今日は18時半ぐらいにはビールを飲んでいたいね」って話をして、18
時ぐらいから飲んだりすることもありますね。

本間お子さんがいる方だけがフレックスを使っているわけじゃなくて、習い事とかで使っている人とかも多いので、色んなパターンで、誰かにしわ寄せがくるような仕事じゃないし、どんな状況の社員でも制度を柔軟に活用できる環境はすごいいいなあと思います。

4.女性コンサルタントはこれからのキャリアについてどう考えている?

河野:これからのキャリアやチャレンジについて、皆さんがどうお考えなのかご質問を頂いています。高橋さんいかがですか?

高橋:はい、今年一年の目標はプロフェッショナルとしてコンサルティングを極めていきたいと思っています。今、コンサルティング業界を担当しているのですが、担当しているコンサルティングファームが体制強化をし、ビジネスを拡大できように、社内で連携していきたいと思っています。あとキャンディデイトにとっても、人生のパートナーと思っていただけるよう、例えば次の転職のご相談をいただけるぐらい長いお付き合いをしていきたい、また、そのような方を一人でも多く増やしたいというのが、この一年の目標です。

河野:私は2019年くらいから管理職となり、コンサルタントとして活動することはなくなりましたが、今でも当時ご支援した方々や面談でお話した方と
繋がっていて、昇格されることがあればお祝いに伺ったりします。 いろいろご相談いただくと、「誰かの人生にしっかり寄り添えている」「誰かに必要
とされている」感じがしてすごく嬉しいですし、やりがいだなって感じますね。本間さんはどう?

本間:そうですね。エリアが異なると、入ってくる情報も違ってくることがわかったので、全国行脚をしながら新しい発見をして、お客様やキャンディデイトのために新しい取り組みができたら面白いなって思っています。

河野:最後に上市さんはいかがですか。

上市:そうですね。私は2015年入社して2019年からマネージャーになって、2022年の7月から部長と複数の立場を経験させていただきました。こ
れからは自分のキャリアをどうしたいと考えるよりは、コンサルティング業界を担当している自部門のみんなでナンバーワンを目指すことを考えて
いきたいです。まずはナンバーワンに向けてプランニングすることで今は頭がいっぱいですね。お客様から教えていただいた事業の作り方や組織の
作り方を私たちの組織の中に取り入れて、自部門の拡大に向けて動いていきたいと思います。その先は正直まだ明確ではないですが、やはり事
業を作るとか、組織を作るっていう経験をさせてもらっているので、それを企業やキャンディデイトに還元できるようにしていきたいなと思います。


 
株式会社ジェイエイシーリクルートメントに少しでも興味をもっていただいた方は、ぜひ当社採用サイトからエントリーをお待ちしております。


\ 次回セミナー情報 2023年4月19日開催 /

女性コンサルタントが語る「人材紹介ビジネスでのリーダーやマネジメント」としてのキャリア

【日時】4月19日(水)
    18時00分~ 会社説明・パネルディスカッション
    19時00分~ 選考面接(Zoom面接) ※希望者のみ
【参加費】無料
【場所】オンライン(Zoom配信)

▼お申込みはこちら
https://form.run/@midhr-women  

今回のセミナーは「女性のキャリアとして、人材紹介ビジネスのリーダーやマネジメントという選択肢を知っていただく」という事をテーマにしております。

弊社のメイン事業である人材紹介ビジネスについての魅力をお伝えするとともに、弊社で活躍中の様々な女性社員より、

◇人材紹介ビジネスのリーダーやマネジメントとしてのやりがいや面白み
◆女性が人材紹介ビジネスでマネジメントとしてキャリアを構築するメリット
◇ワーキングマザーのマネジメント社員から見た、弊社での働き方やキャリアとライフイベントの両立について

といった内容を、説明会とパネルディスカッションを通じて赤裸々にお伝えさせていただく予定です。

アジア地域最大級の人材紹介ビジネスを展開するJAC Recruitmentだからこそ叶えられる、リーダーやマネジメントとしてのキャリア、身に着けられるスキル、女性ならではの働き方などについて、バックグラウンドや年齢もさまざまな女性社員が参加する座談会形式にてお送りする予定です。
ぜひ奮ってご参加ください。