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初海外、フィリピン


海外の景色に憧れ、大学で海外ボランティアサークルに入会した僕。


当時18歳。


パスポートなし、話せる英語はハローとセンキュー程度。


それでも、何か海外に魅力を感じていたあの頃。

ボランティア活動を通じて、海外の魅力にどっぷりハマっていった
あの頃の思い出を振り返ります。



前回の投稿でお話ししたボランティアサークル。

活動内容は「東南アジアの貧困地域を訪れ、現地のスタッフと共にボランティア活動を行う」


といっても、常に活動があるわけではなく
大学の生活がある中、ボランティア派遣の頻度は年2回。

春と冬の派遣に向けて、20人ほどのチームを作り
準備に取り掛かります。


僕が初めて参加したチームは冬の派遣チーム。


2月から始まる派遣に向けて、秋はじめからチームが結成され、
現地の貧困状態や言語の習得など、様々な「勉強会」を行うことで
派遣時のパフォーマンスを最大化します。


派遣国は主に東南アジアの国が挙げられ、今回のチームの派遣国は

フィジー、スリランカ、フィリピンから選ばれることに。


現地の状況、他の派遣チームとの兼ね合いなどが検討された結果

チームの派遣国は、、、


フィリピン、セブに決定!!



といっても、海外に行ったことがない僕は
フィリピンがどんな国なのか全く想像もつかず。


派遣に向けて、勉強会をするうちに

セブ島がリゾート地として観光地になっているということ

豊かな観光地の裏にはスラムや荒れた土地が広がる地域があるということ

災害で家や仕事をなくし、毎日をその日暮らししている人々がいること

「貧困」という現状があることを知ります。


訪れる地域はセブ島から船で1時間ほど離れた小島、
バンタヤン島(Bantayan Island)という地域。


現地のサポートスタッフから派遣の許可が下り、

いざ派遣当日。


まだ1つもスタンプが押されていないパスポートと、
真冬でありながら現地用の夏服を詰めたキャリーケースを持ち、

関西国際空港に向かいました。


今まで飛行機に乗ったことはあるものの

なんといっても初海外。

国際線搭乗口に降りた時の、あの高ぶった感情は未だに忘れられません。



セブに向かうには、一度フィリピンのマニラを経由しなくてはいけません。


一度乗ると、次 扉を開けたら目的地に着いていると思っていた僕は
経由というものがあることを知りません。

トランジットなるものを、この時初めて知りました。。


長時間のフライトも、なにか楽しく、乗り継ぎのフライトも直ぐ過ぎ

無事、フィリピン・セブ空港に到着。


真冬の2月の土地から出発し、暖房のきいた機内を出ると

そこはジメジメと蒸し暑い南国空間。



海外キターーーーーー!!!!

と心高ぶりました。


空港内ですれ違う人は、みんな違う国籍の人々。

現地の方もいれば、欧米やアジアの方、聞こえてくる言語もそれぞれ。


これが、海外か、、、


田舎っぺの僕には外の世界も外の世界。


完全に別世界に来た感覚を味わいました。



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