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ちょっと前に大人だったら…

 ふと思ったのでちょー軽く書いてみる。
 一人でカフェでゆっくりくつろぎながら、日本の少子化が著しく始まる前、大都市の人口一極集中はまだ今ほど進んでおらず、地方にたくさん人がいたころをふと想像してみた。当時は私は子どもだったり生まれてなかった里の田舎者なので、あくまでも想像の世界の話だが、今よりも人はたくさん外に働きに出ていて、夜まで働いていたり、昼間には商店街にたくさん買い物客がいたりだったろうから、今日カフェで何時間もくつろぐ、なんてことは相当な田舎のカフェでもない限り、なかなかなかったんじゃないかと思った。

 大都市への人口集中、地方の過疎化、コロナ禍を経て、地方にはもちろん、首都圏のちょっとした商店街ですら、シャッターを下ろした店や、昔は忙しかったであろう、席がたくさんある懐かしの飲食店も多くある。こうしたお店まで人がいっぱい入っていたのであれば、街という町はどこも活気がすごくて、私のような繊細屋にとっては、家の中以外ゆっくり息をつくことのできる場所もなかったのではないかと思った。

 地方からは人が立ち退き、たくさんの人が大都市圏に集中していく中で、これから田舎はどう変わっていくのだろうか、自然を欲する繊細屋がくらしていける空間は出来上がっていくのだろうか。

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