肩書に弱い女性は避けるべきなのだが、性欲が勝ってしまう話。
大学2年生の11月頃だっただろうか。世間は学祭シーズン真っ只中で、京都市内はどこもかしこも学祭色で染まっていた。
京都の街は現代日本の人口ピラミッドとは真逆で、10,20代の人口が非常に多い。大学が市内に集中しているからである。
若いエネルギーが街中に充満しており、熱気と波動、そして独特のカルチャーがそこら中に転がっている文化都市である。
幼少期に妖怪に生気を吸い取られたのか、それとも喜怒哀楽の喜の感情が抜け落ちて生まれてきたのか。自分でも定かではないのだがとにかく「陽