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上司の求める説得力とは…

こんにちは、株式会社トモノカイでインターンをしている竹田です。
突然ですが、説得力のある資料を作成するのに必要な事は何か知っていますか?

僕は会社で分析のお仕事をさせて頂く事が多いのですが、分析をまとめた資料を上司に見せるとよく言われる事がいくつかあります。今日は自分の体験談も含めながら、僕が最近読んだ「コンサル一年目が学ぶこと」という本に書いてある雲雨傘提案の基本について話したいと思います。

区別すべき3つの事

きっとこの数ヶ月で僕が人生で聞いた回数トップ50に入った言葉達がこちらになります。

「それで、ファクトはどこ?」
「これは推測かな?」
「僕たちはこれを知ってどうなるの?」

提出した分析をまとめてある資料には僕が調べた事やそこから自分が考えたこと、そこから分かる自分たちがこれからどうすれば良いのかなどが書いてありました。しっかりと事実に基づいた分析をしていたつもりです。しかし、出来上がった資料はゴチャゴチャで、何がちゃんとした裏付けがあるのか、何が自分の考えで、何を提案しているのか到底分かり得ない資料でした。

雲雨傘提案の基本とは、僕のようなゴチャゴチャ資料を作成しない為に意識して分けるべき3つの事を示しています。その3つの区別するべきものとは、
事実解釈アクションです。

雲雨傘とは

雲雨傘がこの典型的な例えです。もし、僕が家を出る時に黒っぽいを見たとしましょう。それを見た僕は「お、きっとが降るな」と思うでしょう。よって僕はを持って家を出ます。このように:

雲が出てる(事実)

雨が降るかも知れない(解釈)

傘を持っていこう(アクション)

というように事実、解釈、アクションを分けることによって誰が見ても分析のプロセスが分かるようになります。こうする事によって、自分の上司にも自分の分析結果を説得力のある形で提出できるのです。では、もう少し一つ一つに焦点を当ててみましょう。

方法

「で、結局どうすれば説得力のある資料を作れるの?」と思われると思いますが、方法は至ってシンプルです。

①雲雨傘を意識する。
②雲(事実), 雨(解釈),傘(アクション)をセクションごとに分けて書く。
③まとめのセクションを作り、雲(事実), 雨(解釈),傘(アクション)を一連の流れとして書く。

これだけで、作成した資料の説得力がかなり変わってきます。「え、簡単じゃん」と思う方もいると思いますが、僕は未だにファクトを書き忘れたり、解釈飛ばしてアクションだけ書いたりとか、調べて考えるだけでどうすればいいか書き忘れたりしてしまいます。意外と難しいんですよ(笑)しかし、出来れば自分の分析をまとめた資料の説得力は確実に上がりますので試してみてください。

終わりに

今回は雲雨傘提案の基本についてお話しましたがどうだったでしょうか?雲雨傘提案は資料だけではなく上司との会話は日常会話でも活躍します。仕事でもプライベートでも使える便利スキルなので今日から意識してみたらどうでしょうか?

こちらは一緒に働いている方々です。こちらの方々のnoteも読んでみてください!


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