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絶対面接官が気にするポイント

皆様、Happy X’mas!! 今年も特に予定もなくスタバで今年最後のジョイフルメドレーティーラテを飲みながらNoteを書いています。
年の瀬でバタバタしてる人も多い一方で、色々整理されて転職を決意する方も多い季節ですよね。
私も初めての転職はまさにこの時期に面接を受けていました。
今日は自分の経験と中途採用面接官の視点で、絶対に転職活動で聞かれるのに8割の人は回答を誤る(そもそも正解はないが、明らかにこれは評価されないよという内容)質問についてまとめていきます。

①面接で何を確認するのか

ずばりカルチャーフィット再現性です!カルチャーフィットは簡単にいうと社風にあっているかなーとか、うちの会社のやり方で成果を発揮できそうかなーとか、今いるチームメンバーとの相性は大丈夫かなーなどです。もしカルチャーフィットしていないのに入社した場合、全然思っていたのと違う(泣)、なんでこんなやり方なの!?、うわーこういう雰囲気苦手だわーなど、入社した人も辛い思いをしますし、早期離職を選択した場合、採用した会社側にも大打撃です。でもカルチャーフィットって本当に相性なので、人によって合う合わないがあるのは仕方ありません。それに面接進めていく最中に、ん??ちょっとなんかこういうの嫌だなと面接官の回答で感じることがあれば、もしかしたら私合ってないのかも、と今一度考え直してもいいと思います。20年以上生きた経験則からの直感は意外と当たるものです!!!

続いて、再現性ですが、これはあなたが優秀なのは分かったけど、どんな環境でもそれが発揮できるのか、特定の環境下でしか発揮できないとしたら、うちの会社はその特定の環境に当てはまっているかを確認するためのものです。
例えば大企業出身で、人の役割分担がはっきりしていて、セクショナリズムという弊害もあるが、自分は自分の仕事にFocusすればいいという環境が当たり前という人がいるとします。その人は自分の職種のことだけ考えて仕事をし、組織として半自動的に前に進める仕組みがあるから、自分の力でプロジェクトなどをDriveしたことがないです。ではこういう人が自分の職種の役割を超えて、半ば何でも屋としてプロジェクトオーナーとして自分でピースを集めて、それでもなおピースは足りないけど、自分で判断してプロジェクトを前に進めていかないといけない会社にエントリーしたとしましょう。
面接官はこう思うわけです。“この人優秀そうだけど、うちの会社でも同じように成果を発揮できるだろうか” だから再現性を確認するために、専門スキルだけでなくパーソナルスキルの素養に関することを質問していきます。

②どんな職種でも求められる素養ってなに?

私は営業とマーケティングしか経験したことないですが、ビジネスをドライブしないといけない職種で求められる素養は“リーダーシップ”と“コンフリクトマネージメント”だと思っています。
リーダーシップとは単に周りの人やプロジェクトを引っ張るスキルだけではありません。どんなことでも自分ごと化して、自責で考え・内省して次に活かすことができることです。ではなぜこれらが必要かというと、オーナーシップを持って自分ごとで考え、積極的に周囲に働きかけて、自責で物事を進められる人はどんな規模のプロジェクトを担当したとしても結果として周囲からの評価も高く、成果を出していることが多いからです。
次にコンフリクトマネージメントとは、異なる意見が出てきたときにそれをどうやって集約して、最善の選択につなげるというスキルです。ここでポイントなのが、どっちの意見が良い・悪いで判断する人は絶対に面接で評価されません。なぜならそれって自分が折れるか、相手を説き伏せるかの2択で解決しているからです。どんな仕事をしても意見の対立は必ず起きることです。それは社内外含めて。しかし先ほどの自分の意見か、相手の意見かということ選択って、どちらかの意見が正しく、どちらかが間違っているという思考ですよね。ここが間違えなんです。実はどちらの意見も間違っておらず、お互いの視点や目的が違うから別の意見が出てきていることも多くあります。だから実は2択ではなく、第3の解を見つけることこそコンフリクトマネージメントで一番重要なことだし、あらゆるビジネスにおいても成果を出すために必要なことです。

③なんでその素養を重視するのか

実は残念ならが、上記2つのスキルはTrainableではないからです。その人が学生時代や社会人経験の中で学んで身につけたスキルではありますが、教えられて身についたものではないんです。困難に直面した時に、素直に学び、自責で考え、内省して次に繋げてきた結果がこのスキルに現れてくると思っています。
再現性を確認するのに過去の出来事を聞くのは、過去のパフォーマンスが未来のパフォーマンスに繋がるからなんです。自社でも発揮できそうか、本当に自分の力で乗り越えたのか(他人の成果ではないか)のエビデンスを集めるために質問しています。

まとめ

過去成功した内容、過去失敗した事例、過去意見が合わなかった時の事例、苦手な人と働くときどうやって乗り越えるかなどはスキルの再現性を問うための質問です。聞き方は違うけど、どんな状況で何をどうやったのかでパフォーマンスを測っています。
なので面接準備をするときは、素養が発揮されているか、本当に自分で考えて実行した事例を準備してください。どんな素晴らしい成果を残したかはあまり気にしません。それに至るまでに大変なことがたくさんあったと思いますが、どうやって乗り越えたのかを知りたいんです。背伸びせず自分の言葉で考えてみてください!
次回は私が最近これは上手くできたなというコンフリクトマネージメントについてはお話しします!

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