マガジンのカバー画像

プロジェクトマネジメント専門会社のノウハウまとめ

34
プロフェッショナルなプロジェクトマネジメント集団の株式会社JQのメンバーが現場で得た知識やノウハウを公開していきます
運営しているクリエイター

2019年10月の記事一覧

ゼロから学べるサービス企画の進め方 その1-企画の全体像

サービス企画にまつわる悩み東京商工リサーチによると、2017年の新設法人は13万社を超え、2010年以降右肩上がりで増加しているとのこと。(引用元)​ そんな時流に乗って、「自分もサービスを世に出したい」「とにかく起業したい」と、早速サービス企画を始めた方もチラホラいるかと思いますが、いざ企画を始めてみると、、、 ・企画が上手くまとめられない!! ・まとまったけど、上手く説得できない!! といった壁にぶち当たることはないでしょうか? サービス企画にはこんなプロセスが有

サービス企画の進め方①

サービス企画というと、どんなもの思い浮かべるでしょうか? 「いいこと思いついた!まだ誰も目をつけていない、全く新しいサービスだ!一番に商品化してみよう!」というサービス企画もありますが、 市場が成熟し様々なモノやサービスが溢れる昨今は、 「経費精算サービス市場で、A社は豊富な機能で過去の競争に勝ち、高いシェアを誇っている。実際、PCではとても使いやすく痒い所に手が届く。一方でスマホでは動作が重く使い勝手が悪い。最近、経費精算にスマホを使う企業が増えてきた。領収書の電子デー

Q.開発経験がなくてもプロ管ってできますか?

A. どんなレベルであるにしろ、システム開発プロジェクトのプロ管であれば、あったほうがよいです。 私自身は新卒入社した会社で2~3年ほど開発をやりまして、人のソースをコピってなんとか誤魔化していた程度のスキルでしたが、その経験は今になっても十分に役には立っています。 ないよりあったがほういいと当たり前といえば当たり前ですが、開発経験がある場合のメリットをいくつか挙げてみます。 開発経験があったほうがいい3つの理由理由1. エンジニアの言葉がわかる。 「ギットハブでデ

Q.はじめてPMを任されましたが、自信がありません。どうしたらいいですか?

A. プロジェクトマネージャーは大変プレッシャーのある仕事で、ましてや初めての経験であれば、不安に思うのはなおさらでしょう。 プロ管屋を始めて15年経った私がいまでも度々拠り所にするいくつかの心構えがあります。 其の一.自信を持とう普通、「こいつにはできっこないな」という人間にはPMを任せないわけで、任されたということは、それなりに「あなたなら出来る」と評価されているわけです。自信を待ちましょう。 其の二.人を頼ろうたしかにPMはリーダーとしての責任がありますが、何も一