教師は本当にブラックか?

⭐️教師は自ら病んでいく。

☀️ここでは、義務教育小学校を例に、病む教師の仕組みを解説します。
教師が病む原因としては、学校で起こるイベント(トラブル)が主なものとされています。そのほとんどが回避可能ですので、仕組みを知って対処していきましょう。

ポイント①児童が起こす問題
けんか、いじめ、不登校、学力不振、、、など、あげればキリがないほど、小中学生は多くの問題行動を起こします。
これは当然です。なぜなら成長するために必要な行動だからです。なので、これらが起こることで教師には全く責任はありませんし、これらを起こさせないようにしたり解決してあげたりすることは本来は成長を阻害する行為です。温かく見守ることが必要です。これを見ていて「なんとかしてあげないと」と思ってしんどくなる人、向いてません。ポイント①で病む人は絶望的に教師の資質に欠けているか、病むふりをするのが好きな人です。

ポイント②保護者のクレーム
子どもが学校で起こしたトラブル(時に学校外のトラブル、家庭内のトラブルにまで因縁をつけてくる保護者もいますが、、、)について、保護者は学校に問い合わせてきます。ここで例えば、けんかをしたとして自分の子どもに少しでも非があると感じた場合、保護者は怒り狂います。自分たちが一方的に被害者であり、謝罪してもらわなければ気が済みません。しかしそれは無理、ケンカやトラブルには10対0はありえません。もしそのような見解を親や教師が持っていたならばその子どもは成長せず、同じようなトラブルに永遠に巻き込まれるでしょう。ここでの保護者対応は以前の記事「モンスターペアレントと対峙する教師だけ見てください」にあるように、とっとと任せて帰りましょう。学校は警察でも弁護士でも心理カウンセラーでも話しをきいて気持ちよくさせるホストでもありません。ポイント②で病む教師は、必要以上の仕事をやりすぎです。越権行為はやめましょう。そこに手当はついてませんよ!

ポイント③上司のアドバイス
問題がよく起こる学級、保護者からクレームのつく担任には、「なんとかしてあげないと」と上司からやたらアドバイスや指導が入る。
ここで病む教師はそこそこ多い。
ここで管理職、同僚との温度差がかなり生まれます。そもそも学校でのトラブルに関して、担任に非が無いにも関わらず、指導の仕方についてさらにとやかく言われることは苦痛でしかない。ここで孤立した教師はかなりのダメージを負う(かなり孤独が好きな人なら嬉しいかも、そんな人はたぶん教師を目指さない。)
この時点までくるとかなり対処が難しい。なので管理職は部下への指導は一切行わないでくださいね。そもそもあなたの部下は指導が必要な不適切な行為を行なっていませんから、よく見てくださいね。
ここではもう、このような上司に巡り合わせた悪運を受け入れるしかなく、あの手この手で上司と対立するか仲良しのままでいたいなら休む、がまんするの3つのいずれかでやりすごすのみです。

ポイント④委員会指導
もしも上記で上司の指導に逆らうもしくは効果がないと判断された場合、もしくは②で保護者が委員会に問い合わせた場合にこれが起こりうる可能性があります。
本来味方であるはずの管理職や教育委員会が教師の指導の名目でいちいち小言を言ってきます。もちろん何の手当もなく。かなりの時間の無駄です。彼らもなぜこんな指導をするのか本質を理解するはずもなく、教師の成長のために指導が必要だと考えています。そんな訳ありません。教師は何も言われなくても成長します。経験を毎日積んでいるのだから。事前に指導するならとにかく事後にできるのはカウンセリングです。傷をさらに深くするような指導は今すぐやめましょう。ここまで来ると大半の教師は転職を考えることでしょう。もしくは極度の意欲低下を起こしたまま過ごしています。ここまで来ると元の意欲まで回復することは困難です。新しい考え方ややり方を考えましょう、あなたはもう違う人です。何にだってなれますよ。

ここまで書いてきましたが、教育界には浄化のシステムは全くありません。病んでる教師、荒んだ教師は日々産み出され続けます。
では、何故それでもそれなりに上手くいっているのでしょうか?それは、子どもは勝手に育つからです。余計な圧力はいらないのです。
すなわち教師は居ても居なくても一緒です。
あなたが病んでも誰も困らないばかりか、喜んだり楽しんだりしています。
悔しいですよね?余計な頑張りで病むまで働くのはやめましょう。

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