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今日も世界を信じてる【せかいのつくりかた】第4話

こんにちは、サカキミヤコです。

Nakajipediaで連載しているせかいのつくりかた。


第1話:せかいをつくる前に

第2話:せかいの設計図をつくろう

第3話:せかいをつくり始めよう

※番外編:ちなみにサカキのつくりたい世界はこんな感じ


と書き進めてきましたが、一旦今回でひと段落。


第4話:せかいをしあげよう

です。


前回、人生の六次産業化では、

「まずは、あなたのつくりたいせかい・やりたいことを、

誰か1人でも伝わるように外に発信していこう」

というやり方について書きました。


今回は、発信開始〜達成までの話がメインになります。


半分は相手の力を借りよう

今日のテーマはこれです。

「半分は相手の力を借りよう。

 半分は寄りかかってもいい。」


今まで、独りで頑張って夢を追ってきた人が、

これを読んでさらなるパワーアップちょっと肩の力が抜けて

せかいの仕上げに入ってくれたら嬉しいなと思っています。


隙があるという隙のなさ

何かアイディアや企画を誰かに伝える時、

ちゃんとまとまってから話そう

と思ってませんか?


まだ言いたいことも整理されてないから

もう少し自分で考えてから話そう

と思ってませんか?




すごーーーーーーーく

もったいないですよ、それ。


考えがまとまらないうちは

「特に」

半分は相手に考えてもらいましょう。

『足りない頭は、あなたで補完させて』でも書きましたが、

ひとりで考えるより、たくさんの頭脳を使って考えた方が効率がいいはず。


まだまとまってない段階から、話しはじめちゃいましょう。


Q:そうすると何が起こるか

A:いろいろツッコまれて慌てます。


まとまってないからあたりまえですよね。

そこ、変なプライド要りません。

あたふたしてください。


綺麗にやろうなんて考えてもムダムダ。

だって、自分史上初のやったことないことやろうとしてるんですから。

あたふたしながら進んできましょう。

格好つけてる場合じゃありません。


隙がある方が、あなたの夢に多くの人が参加できます。


まとまっていないと思っていることを話した時の

リアクションとしてこんなことが予想されます。


1:ふーん(完全に無関心っぽいぞ)

2:面白そうだね(何かは伝わったみたい)

3:いまいちふわふわしててわかんない(お、わかろうとしてくれてる)

4:似たようなやつでこういうのあるよね(ニュアンスは伝わったみたい)

5:いや、それは無理でしょう(おめでとう!!)


無理って言われて「おめでとう!!」って、

どれだけドMなんだよと突っ込まれそうですが、

無理って言われたら、レベルアップですよ!


(何言ってるかわからなったら

肯定も否定も相手は反応できません

無理って言われたってことは

何を言いたいかは伝わったってことなので

意外とこういう人が

その後一緒にやっていく仲間になったりします)


考えがまとまってない時に相手からされる、

質問・批判があなたの考えをまとめる力になります。


ここで前回の最後に、次回予告で載せた絵の登場です。

分からない話と言われるなら「分けましょう」

と書きましたが、

あなたがあなたの頭の中で「これならわかるだろう」と、

分けたサイズで話しても、相手の反応が悪いことがあります。


それはあなたが発信しているのが、

「あなたにとって」わかりやすい説明だからです。


相手からしたら違った方法で説明してもらった方が、

わかりやすいのにと思っている時に相手から質問がきます。


例えば、あなたの中ではつながっている話が、

相手からすると情報不足でうまく繋がらない。


サカキ:新しい仕事を作るためには、きのこが必要じゃない?
相手:え!?なんで?




こんな具合です。(たとえですよ笑)


サカキとしては、

「え、普通きのこ必要じゃん!?」

とあたりまえに思っていたとしても、相手からするとわけが分からない。


質問されると、独りで考えている時にはその部分について

あえて考えたことないでしょうから、


「んー...なんでかって言うと....

 そうだなー...」


と、その場で考えることになります。


こういう考え方は1人ではできません。


1人で考える時に出てくるのは、

自分の想定内の問いだけです。


でも人が知りたいのは、自分の中では当たり前で、

あえて説明しない部分だったりします。


世の中にばらまかれるのは、

あなたが発信したことではなくて、

相手が受け取ったことです。


発信しないと受け取れないし、

受け取ってもらわないと発信しても意味がない。


あなたが世の中に生み出す価値は、発信と受信の間に生まれます。

だから、相手の頭も使って一緒に考えるというのがとっても大事。


半分頼っていいんです。


批判も否定も質問と同じで、

「それはできないと思うよ。」っていう人には、

何でできないと思うか聞いて、

「なるほど、その角度から考えたことはなかった」

と情報をもらって考えを進めましょう。

話し相手は、全員自分のチームだと(勝手に)思って、

つくりたいせかい・やりたいことをまとめていくと、

話がどんどん進むし、具体的な行動を一緒にやる人が現れて

実現に近づきます。


何をしたいの?


この「人の頭も使って考える」戦法は、

かなり有効なのですが、

自分で自分が何にこだわっているかを把握していないと、

失敗することがあります。

例えば、こんな例。

「海外にいる友達に会いに行く!」という夢があったとします。

そのために私は一生懸命格安航空券を探しています。


一人で考えないで、いろんな人の頭脳を使おうと思って、

「安い航空券取れるサイト知らない?」

「来月行きたいんだけど、普通のエアラインだと10万くらい手持ちで足りないんだよね。でも、毎年その子と会ってる記念日だから行きたいんだ。」


と、発信し続けていました。


すると、ある人が言いました。


お金足りないんだったら、

その友達にこっち来てって頼んじゃえば?



この時にどういう思考回路が走るかが分かれ目です。


反射的に、

「いや、それは無理だから私が行くんだけど」

と答えるか、


「あー、その発想はなかったけどそれもアリかなぁ

 一回聞いてみよっかなー。」

と思えるか。


後者の人は、

この「人の頭も使って考える」戦法に向いています。


よく、計画を立てる時には、

目的と手段をはっきりさせようと言いますが、


友達とその日会うことか

自分が友達の家を訪ねることか

格安航空券を手に入れることか


自分としてはどれが叶えばいいのか。


ここだけ確認して、

あとはそれを握りしめて突き進めば、

いろんな人が自分では考えもつかないような手段で解決してくれます。


あなたのつくりたいせかいは、何が叶えばOKですか?

それの実現のための手段に、こだわりはありますか?


手段にこだわっていると、

誰かが話を聞いて提案してくれた面白いアイディアを、

「あ、それ求めてないから」

と、知らず知らずの間にバッサリ否定していることがあります。
(よくやってた)


これは受け取り方の習慣化で変わっていけるものなので、

余裕のあるやわらかい心で、

色んな人の意見を吸収しながらせかいをつくりたい人は、

どんな反応も意見も美味しく頂けるように意識してみてください。


さて、せかいのしあげかたはここまでになります。


さいごに


せかいを信じなくなったのは、

いつからだろう。


「願えば叶う」わけじゃないと思ってしまったのは

いつからだろう。


周りに願っても何も変わらないから、

全部自分の力でやることにした。


自分でやるしかないと思った。


あなたは自分で魔法の能力を捨ててしまったんだ。


本当は、

あなたが半分だけ、頑張って叶えたい夢を願ったら

あとの半分は、せかいがそれを叶えてくれる。


たまには頼ってくれよと

せかいは願っている。


あなたの周りの人も

せかいと同じことを思ってる。


どちらもシャイだから

いつもはひっそり見守っている。


「頼っていいですか?」

「手伝って欲しいんだけど」

って声かけに行ったら、

あとの半分は、協力してくれるよ。


この世は

あなたとあなたの周りのせかいでできている。


あなたがたくさんの周りの人と繋がり始めたら

あなたの範囲は広がっていく。


やわらかい心でいろいろな思いを吸収して最大限広がったら

あなたがせかいになる。


あなたが変わればせかいは変わる。


未知を道にしていきましょう。

現実を遊び尽くせ。

@サカキ ミヤコ

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広大な仮想空間の中でこんにちは。サポートもらった分また実験して新しい景色を作ります。