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オリンピック

2024年はパリ・オリンピックが開催される予定になっています。

IOCが「ロシア選手らの国際大会への復帰を検討する」と発表したところポーランドとバルト3国が非難声明を出したそうです。

しかしこの非難声明は理解できなく、オリンピック精神に反しているのでは無いかと考えています。

オリンピズムの根本原則
6. このオリンピック憲章の定める権利および自由は人種、肌の色、性別、性的指向、言語、宗教、 政治的またはその他の意見、 国あるいは社会的な出身、 財産、 出自やその他の身分など の理由による、 いかなる種類の差別も受けることなく、 確実に享受されなければならない。

オリンピック憲章

そもそも古代ギリシアでは、戦争を中断して行ったのがオリンピックだと記憶しています。
近代オリンピックでもその精神を引き継いでおり、IOCの発表は正しいと感じています。

ロシア、ウクライナ問題は根が深く、長い歴史の中での争いが表面化しただけで、一方的にウクライナの意見が報道されていますが、コサック・アゾフの問題を調べるだけで、どちらの味方もしたくなくなります。

ウクライナ「反腐敗NGO」という組織の証言を見ても、元ウクライナ駐在大使、馬渕睦夫氏の書籍を読んでも、ウクライナの腐敗には凄まじいものがあります。

もちろんロシアの腐敗も凄まじいのですが、この腐り切った両国を争わせて、利益を得ようとしている国々がいることに気がついてほしいと思います。

オリンピックが、休戦を呼び込み、ウクライナ、ロシアが冷静に自分達の立ち位置を確認できるきっかけになれば良いと思っています。

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