見出し画像

恵まれている

美味しいコーヒーを飲むには、『ハンドピックをしているコーヒー焙煎屋から豆を買う。』が大前提だ。

日本の環境は非常に恵まれていて、本物を探せばきっと見つかるようになっている。コーヒーはブラックで飲むことが多いがクリームを入れたい時もある。市販の生クリームは日持ちをさせるために大量の添加物が入っている。しかし、根気よく探した所この2点を見つけた。どちらも本物の生クリームだ。

他に本物を探すと、沢庵は湯浅に美味しいメーカーがある。一切妥協していないので本物の味が贅沢に楽しめる。発酵物はやはり和歌山県がダントツで他所を寄せ付けない。味噌、醤油、漬物、干物、梅干しと美味しいものの枚挙のいとまがない。『ムラサキ』が金山寺味噌の溜まりであることもこのとき教えていただいた。

なれずしも和歌山県で初体験した。友人から「救急車がやっているかどうか確認してから食べろよ」と脅されたのだが、サバのなれずしはなかなかの美味だった。この経験があったので滋賀の鮒鮨は何の抵抗もなく美味しくいただいた。

食べ物を列挙していて、気がついたことがある。映画などで江戸時代の食事が映されることがある。貧しい感じのイメージで使われているが味噌汁、目ざし、梅干し、沢庵、これは当時の最高の贅沢だったのではないかなと考えている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?