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集中力の話

集中している状態を保つための秘訣は取り組んでいることに夢中になることだと思っています。
エンジニアにとって、コードを書いているときはまさにその状態。
目の前のディスプレイをじっと見つめ、頭の中はどのようなアルゴリズムで実装するか、どういう設計にするか、
側から見ると声をかけずらい状態かもしれません。

ただ、実際にはエンジニアでもコードを書くこと以外にも業務はあります。
面倒な資料作成に追われたり、気の進まないメールを返信をしなければいけなかったり、、、
そういった仕事をする時は、正直あまりやる気も起きないですし、集中力も続かないです。
ただ、面倒な業務も集中すれば一気に片付けることができるのも事実です。
集中せずダラダラと仕事を進めることは生産性を落とすことにもつながるため、望ましくありません。
そのような仕事もできるだけ集中して取り組めるようにしたいものです。
ということで、今回は僕が実践している集中する方法をご紹介します。

集中するための環境とルーティン

集中するために重要なポイントは、集中するための環境と集中するためのルーティンを作ることだと思っています。
作業する環境を整えることは集中力を持続させるのに必要な要素です。
周囲の音や机の上の整理整頓など基本的なことですがこれだけでも集中力に影響を及ぼします。

例えば、人によって雑音の中では作業に集中できない人もいれば、カフェなどの多少の雑音があるほうが集中できる人、あるいは音楽を聴きながらのほうが集中できる人などさまざまかと思います。

また、机の上も散らかっていると気が散りがち。
そちらに目がいってしまい集中できなくなるなんてことがよくあるかと思います。

まずは自分が集中できる環境を知り、集中したい時はその常にその環境のもとでタスクを行うことを心がけましょう。

また、集中するためには、その作業に取り組む前のルーティンも必要であると考えています。
毎回、決まった行動や動作を行なって集中するためのスイッチを入れることで自然に集中できるようになるはずです。

僕の場合は、コーヒーを淹れたり、ガムを噛んだり、ターマーをセットしたり、自分なりに毎回決まった動作や行動を行なっています。

一度ルーティンを決めたらそれに従って動けば、自然と集中力をオンにするスイッチを入れることができます。

不要な通知を切る

不思議なことに、一度集中状態に入り込むと集中が切れるまでは目の前のタスクに夢中になり、驚くほど生産性が上がります。

ただ、ふとした瞬間に集中力が切れてしまうこともあります。

僕の場合は、メールやチャットを受信した通知が表示されたとき、電話が鳴ったとき、上司や同僚から話しかけられたときなど割り込みの仕事や情報が入ってきたときや、何かを思いついた時、やらなければいけないことを思い出した時など集中力を妨げる要因は実に様々です。

できるだけ集中力を妨げる要因を減らすために、僕の場合はメールやチャットの通知はOFFにしています。

メールに関しては、緊急性を要する内容のものがほとんどないので、後回しで処理しています。
チャットに関しても、メンション(自分に向けての投稿内容)が飛んできたとき以外は通知をOFFにしています。
緊急性を要する場合はメンションがつけられるので、特に困るようなことはあまりないです。

せっかく集中しているのに割り込みの仕事が入ることで集中力が切れてしまうのは勿体無いので、できる限り外部からの割り込みをなくすためにメールやチャットの通知はOFFにすることをお勧めします。

ツールに頼る

集中力を持続させるためには、ツールに頼るのもひとつの手だと思います。
僕は普段、ポモドーロテクニックを利用しています。
ポモドーロテクニックとは、「25分タスクをこなした後5分休憩」を1ポモドーロとしてタスクをこなすテクニックのことです。
「25分間は目の前のタスクに集中し、その後5分間休憩する」とこまめに休憩を取ることで、1日を通して継続して集中することができます。

タスクに取り掛かる前に、そのタスクは何ポモドーロかかるのかを大まかに見積もってから実行すると、タイムアッタック感覚でより集中して目の前のタスクに取り掛かることができるのでおすすめです。

5分間の休憩中にスマホを見ることはお勧めしません。
1度スマホを見てしまうと、夢中になってしまい休憩時間がずるずると長引いてしまうためです。
また、可能であれば、時間を計測するのにスマホを使わず、時計や専用のタイマーを使うのがお勧めです。

自分が集中できる環境を知る

集中するのが苦手な方は、まずは自分が集中できる環境や状態を知ることが集中力を操るための第一歩だと思っています。

集中できる環境や状態は人によってそれぞれで、音楽を聴いているほうが集中できる人、カフェなど雑音がある場所の方が集中できる人、人目があるほうが集中できる人など十人十色です。

自分が集中できる環境を知れば、あとは集中したいと思うときにその環境を再現できれば集中しやすくなるはずです。

まずは、自分が『集中できている!』と感じた環境や取り組み方を知り、集中したい時はその状態を再現してみるのがいいと思います。


以上、今回は集中力の話でした。

とはいえ、集中するのって案外難しいですよね。。。

コーディングをしている時は時間なんか気にせず2時間も3時間も経過しているときもあるのですが、資料作成などをしているときはほとんど集中できません。。。

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