宅飲みに注意!アルコールと自律神経の関係について

今年はコロナの影響で、「外で飲むのは控えて自宅で…!」という方も多いはず。
ただ、そのせいでお酒の量が増えてしまうというケースもあるようです。

そこで今回は、アルコールが体や自律神経に与える影響とともに、
楽しく宅飲みするための方法についてご紹介していきます。

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【目次】
1.最近増えている「宅飲み」に注意!
2.お酒を飲むと自律神経はどうなる?
3.宅飲みを楽しくする4つのポイント
4.さいごに
1. 最近増えている「宅飲み」に注意!
外出自粛や在宅勤務によって、自宅でお酒を飲む機会が増えていますよね。
ひとりでしっぽり晩酌する方や、友人同士でオンライン飲みをしている方も多いかもしれません。

自宅という気楽さが魅力の宅飲みですが、帰らなくて済むという安心感から長時間にわたって飲み続けてしまいがち。
特に在宅勤務の方などは、つい夕方から飲み始めてダラダラと夜遅くまで晩酌が続いてしまう…という日もあるのではないでしょうか。

飲む時間が長ければ、その分さらに飲酒量も増加。
「自分がどれだけ飲んだかよく分からない…」という方も多いようです。

コロナの不安やストレスもあってお酒に頼ってしまう面もあるかもしれませんが、
多量の飲酒は健康に悪影響を及ぼすことは自明の事実。

改めて、お酒が体にどのような影響を与えるのか見ていく必要がありそうです。

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2.お酒を飲むと自律神経はどうなる?
程良い飲酒は病気のリスクを下げ、健康に良いとも言われています。
たしかに“適度”なアルコールは、自律神経の1つである副交感神経を適度に優位にさせ、気持ちをリラックスさせてくれることがわかっています。

とはいえ、お酒は一種の刺激物。
ひとたび飲みすぎてしまえば逆に交感神経が過敏になり、副交感神経の働きを低下させてしまいます。

深酒すればするほど体内にアルコールが長く残り、その間ずっと交感神経は刺激され続けることに。すると、血管が収縮して血行が悪化…。
血流が悪くなるのはそれだけでもリスクですが、そこに追い打ちをかけるように飲酒による脱水で血液はさらにドロドロな状態になります。
そして、病気のリスクをますます高めることになってしまうのです。

このようにアルコールは、肝臓や心臓などの臓器に直接負担を与えるだけでなく、自律神経のバランスを乱す要因にもなります。
過度なお酒に良いことはないので、自宅で飲む場合でも、くれぐれも飲みすぎないよう注意が必要です。

飲酒と自律神経の関係については、当院のこちらのコラムも参考にしてくださいね。
「自律神経と飲酒の関係について」
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3. 宅飲みを楽しくする4つのポイント
コロナ禍でも楽しくお酒をたしなむにはどのような点に気をければ良いのでしょうか。
いくつかポイントを見てみましょう。


① 終わりの時間を決めておく
自宅での飲酒、とりわけオンライン飲みなどは、終電を気にする必要がないため、終わらせ時が難しいという難点があります。
そのため、飲み始める前に「今日は10時まで」などと終わりの時間をあらかじめ決めておきましょう。
終わりを決めておけば、「時間が来たから今日はここまで!」と切り出しやすいかもしれませんね。


② お酒の量をチェックする
当然ながら、自宅では店員さんへのオーダーやお会計がないため、自分がどれだけ飲んだのか把握しにくく、普段の飲み会より飲みすぎてしまうことがよくあるようです。
そのため、自宅で飲む時は「今日は缶酎ハイ2本まで」などとあらかじめ決めておくと安心です。

ちなみに適度な飲酒量は、厚生労働省の指標によれば1日当たり20g。
ただ、純粋なアルコール量はお酒の量と必ずしもイコールではなく、アルコール度数や比重から計算する必要があります。
こちらのキリンのウェブサイトでは「純アルコール量」の計算ができるので、ぜひ宅飲みの際に活用してみてくださいね。
https://www.kirin.co.jp/csv/arp/proper/check_list.html


③ チェイサーを活用する
また、チェイサーやノンアルコールドリンクを適度に挟みながら飲むのもおすすめです。
脱水の防止や二日酔いの軽減にもなるので、できるだけお酒と同じ量のお水を飲むようにしましょう。

飲み会というとノンアルコールを頼みにくい雰囲気もあるかもしれませんが、その点オンラインなら気兼ねなく好きなものが飲めます。
ここは通常の飲み会にはない大きなメリットかもしれませんね。


4. さいごに
いよいよ年の瀬が迫り、お酒を飲む機会も増える季節柄。
特に今年は自宅で飲む機会も増えるかと思いますので、飲みすぎには意識して注意する必要がありそうです。
飲みすぎを防いで体に優しい宅飲みで楽しんでくださいね。

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安眠道鍼療院 https://www.anmin-do.jp/

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