家と仕事の往復に疲れるなら3rd placeを
何をしてもデジャヴを感じてしまう。
特に、職場と自宅の往復の生活でそう感じている人も多いかと思います。
今回は自分なりに3rd placeが生活の中でどう大切なのかを考えたので共有です。
家と職場の往復だけではさみしくなってしまう
私の仕事は、在宅ワークが多めです。在宅ワークのありがたいことは、東京の満員電車に毎日揺られる必要がなくなり、通勤で使うはずだったエネルギーを仕事に振り分けることができる点です。
ただ、在宅ワークにもちょっとした落とし穴があります。在宅ワークだと家にいる時間が長くなって、パソコンの電源OnOffが仕事のOnOffになります。
物理的な移動がなくなって始業までのハードルがぐっと下がったのはうれしいことなのですが、仕事中なのかプライベートの時間なのかを区切ることが難しくなりました。
それだけではなく、出社して仕事をするよりも孤独感を募らせやすくなります。周りに誰もいない、ちょっとした雑談をするにもツールを立ち上げるなどハードルが高い、生きたリアクションを見られないなどがあります。
オフィスに出社をしていても起こる問題があります。
毎回同じルートで出勤して、ほぼ同じ人たちと仕事をして、同じルートと時間帯で帰るというルーティンが出来上がってしまうということです。
ルーティンができてくると、何をするにしても慣れ切ってしまっていてだんだんと退屈な状態になっていきます。
だからこそ、家でも職場でもない第3の場所が重要になったと感じています。
3rd placeとはどんな場所なのか
では、どういった場所が3rd placeと呼べるのかと言いますとこのような場所であると考えています。
家族や職場の人がいない新しいコミュニティ
ゆっくりと滞在できるカフェなど
まず、新しいコミュニティに入ると、家庭や職場にはなかった人間関係が生まれます。
新しい人間関係が生まれれば、これまで見えてこなかった自分の立ち位置やイベントの中で新しい話のネタが見つかることもあります。
そこには、あなたの家族特有の慣習や職場での評価制度がありませんから。
それらが積み重なっていくと、「自分には居場所がある」と自分自身の幸福度が上がるのでぜひともお勧めしたいです。
新しいコミュニティに入る以外にも、ゆっくりと腰を下ろして滞在できるカフェなどに行くといった方法があります。
家でも職場でもない場所は、アイデアを考え出すときにその場所が大きな手助けになってくれます。
アイデアを考え出す時に場所が変わるだけで違った視点で考えることができる上に、場所を変えることで自然と新しいことをしてみたくなる気持ちがわいてきます。
具体例を挙げると、スタバはまさに「家でも職場でもない場所」というコンセプトで店舗を展開しています。そのコンセプトどうり、いつ行っても談笑している人や作業をしている人たちでいっぱいです。
せわしなさと孤独に埋もれる前に
日本では、多くの人が時間の大半を仕事で費やしてしまい、ついついせわしない毎日を送りがちです。
ですが、心のゆとりと孤独感解消のために自分の3rd placeをより大切にしていったほうが、これからの人生を大切に生きるために重要になると思います。
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