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居酒屋韓国 001 -韓国と言えばやっぱりこれから 『キムチ』-

 韓国と言えば、パッと思い浮かぶのはやっぱり『キムチ』ではないでしょうか?
 韓国に行くと、どこに行っても出て来ると言っていいほど、キムチにお目に掛かる機会があります。私の友人は、韓国の友人に「韓国人はキムチを食べない日があるの?」と質問していました。確かに、あれだけどこに行ってもでてくるなら、食べない日はないのではと思う気持ちも分かります。また、お土産として買って帰る旅行客の方や、キムチづくりを体験できる施設があったりと韓国でキムチを楽しむ方もかなり多いようです。
 ただ、個人的に気になっているのは、街の食堂で出て来る脇役のキムチについてです。どこの食堂に行っても最初に出て来ると思われるキムチ。この名脇役のキムチについて、私はまだ韓国の友人から「ここのキムチは美味しい」という言葉を聞いたことがないのです。あって「まあまあ」という感想。キムチを家で漬けて食べている方も多いようなので、きっと家庭の味や大量生産していないキムチの味を知っているからこそ、なかなか「ここのキムチは美味しい」という感想を聞けないのではないかと想像しています。それから、意外と見ないのが、韓国の旅行案内などでこの食堂のキムチが美味しいという、脇役キムチに関するお薦め記事。どこのサムギョプサルが美味しい。どこのサムゲタンが美味しい。どこのチヂミが美味しいという記事はあっても、それらの食堂で食べられるキムチに対する感想が少ないのです。
 私も色々な場所でキムチを食べましたが、日本で食べることのできるそれとは違う味で、それを堪能できるとあってどこでも進んでキムチを口にします。そして、チェーン店で食べられるものは置いておいて、各食堂でそれぞれの個性があり、韓国に行くたびに各食堂の味の違いを楽しんでいます。そして、それらの多くが非常に美味しく感じます。違いが分かってくると、日本のスーパーで買えるキムチが本当のキムチの味に感じられなくなるほどになります。(不味いとかそういうことではく、別物という感じですね)
 そう考えると私が自分で、食堂で食べられるキムチについて紹介していくのも面白いかもしれませんね。参考になるかは分かりませんが私の感覚では、汁物というか、鍋物というか、サムゲタンとかタッカンマリとかそういうものがメインで食べられる食堂のキムチが美味しい気がしています。
 皆さんも韓国に行かれる機会があれば、メインではないですがキムチにフォーカスして韓国の食事を楽しんでみてください。違いがあって楽しいですよ。お土産用のキムチも美味しいですが、それとはまた違う味が食堂にはあるのでぜひご堪能下さい。
 お薦めがあれば、また別の機会にご紹介させていただきます。

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