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中学ソフトボールの試合を観る⑦

4回。大量得点をした後の、裏の守り。ノーアウトランナーなし で 3番。

投じた1球目が、この打球。

一気に流れを引き寄せた!とも見えるし、嵐の前の静けさ、のような、不穏な何かの予兆にも思える。

ちなみに、この試合を見ていた時の私は、今でもはっきりと覚えているが、圧倒的後者だった。主な理由は、3つ。

・この日の試合はとても暑く、ピッチャー的に体力が消耗されやすい気候であったこと

・このイニングの表の攻撃時間が長く、全体的にフワフワな空気感だったこと

・サクッと終えたものの、前のイニングのピッチングで、制球に苦しんでいたように見えたこと

ただ、こればかりは、読めない。というか、今の自分のレベルでは、予測しきれない、と言った方が正しいのかもしれない。だから、リスクを減らすために、つい、ネガティブを想定してしまう。

まあ、このプレーで1つ、確実に言えることがあるとするならば、ピッチャーがマジでナイス反射神経&ナイスキャッチ、ナイスプレー!ということだろう。

ピッチャーライナーを捕ったあと、思わず、ファースト方向に歩が進み、送球しようとしているのが微笑しい。

1アウト ランナーなし で 4番。

綺麗すぎるセンター前ヒット。『2人連続で、センターラインにいい打球が飛んでいる。。。』と、私の中では、黄信号が灯る。

1アウト ランナー1塁 で 5番。打席中に、捕逸によりランナーが2塁に進む。

よって、1アウト ランナー2塁となり、打席は、引き続き5番。

エラー後の落ち着いた処理により、2アウトまで辿り着くも、3連続でセンターラインに打球が飛ぶ。カタッと、流れが相手に行きそうだ、、、みたいな空気を感じ取る。

点差はあるけど、試合終盤。気温は高い。もし、万が一、ピッチャー崩れたら、、、みたいなことが、頭をよぎる。

2アウト ランナー3塁 で 6番。

またも、センターラインに打球が飛ぶも、ピッチャーがグローブに当てた打球にセカンドがしっかりと反応し、3アウト。

ゲームセット。青16-1黒。

たらればや、もしもの話は、本来であれば試合には存在しないが、私の主観では、おそらく、ピッチャーは既に最大値を迎えていて、その瀬戸際で投げ続けていたのかな、と。

もし6番バッターを打ち取れず、3塁ランナーがホームインしていたら、この後の試合は波乱な展開になっていたかもしれないな、と私は想像する。

ってことは、選手起用を考える時、ピッチャー交代のタイミングって、この試合だったら、どこだろう、、、? 

みたいな感じで、終わった試合を、こうやって、色んなことを思い出しながら、そして洞察しながら振り返り、次に繋げようと試みる。

それを繰り返すことで、ソフトボール脳を鍛えることができるような気が、私はしている。

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