陸上の本どれも一緒
こんにちは。
実は私、高校生の陸上部の指導もしてます。
そこで、自分の感覚だけでなく根拠があった方が良いのではないかと考え、最近よく陸上に関する本を読んでいます。
5冊くらい読みましたが、
「書いてること同じすぎる。これなら1冊でよかったなぁ。」
と感じました。
例えば、100mの話であれば、
まず、局面の話があり、
①一次加速局面
②ニ次加速局面
③最大疾走局面
④減速局面
の4つに分けられ、特に最大疾走区間のスピードの最大値が100mのタイムに大きな影響を与えることが書かれています。
次に、スタブロの使い方が書かれていて、
その次はドリルなどの動き作りのメニュー、
さらに次は、60m走などのメインとなる練習メニューが書いてありました。
そして、体幹やバウンディングなどの補強的なメニューが記されて次の種目(200mや400mなど)の説明に入るといったものがほとんどでした。
同じことが書いてある理由としては、正しいフォームや正しい練習というのはわからないからだと思います。
その人の体格や筋力など、特性に合ったフォームもっと言うと個性的な部分は本に載せることはできません。
しかし、大切なことは、この個性的な部分はあくまで皆共通の基本となるところから派生したものであるということだと思います。
本に書いてあるようなメニューを個々の能力や特性、種目に応じてアレンジしていく必要があると思います。
例えば、メディシンボール投げはよく紹介されるメニューの1つですが、ただ投げることで臀部やハムストリングスの強化というよりも、スタブロの構えから投げることでよりスタートの瞬発力・爆発力につながると思います。
このように、いかに噛み砕いてしっかり意図を持って練習できるかが大切なのだと思います。
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