サッカー選手こそクラブを立ち上げよう！
7人制サッカーソサイチのクラブ運営を立ち上げから4年間携わった結果、サッカー選手はもちろん会社員にもオススメしたい。
私がオススメしたい理由は３つ。
① コンパクトにビジネスを始められる
② 地域に貢献できる
③ ビジネスを学ぶ
7人制サッカーソサイチとは
はじめにソサイチについて簡単に触れておくとブラジル発祥のスポーツでサッカーをキーパー含めて７人で行う。コートサイズは、およそ50m✕30m（±5m）ゴールは5mのジュニアサッカー用を使用する。
サッカーとの大きなルールの違いは、交代自由、オフサイドなしなどフットサルの一面もある。
詳しくはソサイチ連盟ホームページを御覧ください。
クラブを作ろう
私達は、現在F7SL（フットボール セブン ソサイチ リーグ）九州 に所属し活動を行っている。
F7SLはアマチュアスポーツ最高峰のエンターテインメントを目指しており、月に一度試合が行われ社会人サッカーとの2重登録もできる。
また地域を勝ち抜くと年に一度全国大会があり日本代表は海外活動も行っており結構真面目なマイナースポーツだ。私はこのリーグは各クラブにとって非常に運営がしやすい設計になっており、ビジネス初心者のサッカー選手も忙しい会社員にもビジネスに適していると思っている。
その理由をこれからお話したいと思う。
是非これを読んでクラブを立ち上げ、リーグに参戦し地域に貢献して貰いたい。
コンパクトにビジネスを始められる
先ずビジネスを始める上でリスクが少ない（投資額が少ない）ことは非常に良いと思う。投資額が少ない理由はいくつかある。
サッカーに比べてコートサイズもコンパクトなので練習会場が比較的簡単に抑えられ、都心部で行うことができるのが魅力。
僕らは創設から4年後にソサイチ専用コートを建設したがサッカーグラウンドに比べたら保有できる可能性は十分にある。
7人制で交代自由というのも結構重要で9人もいればチームとして成立する。
実際、私達のトップチームは14人程度で1試合20分ハーフを戦っている。
人数が少ないことは運営をしやすくするだけではなく、平日の練習参加人数が少なくても成立しやすい。
また少子高齢化の日本において人数が集まらない、女子チームや部活、地方、社会人やシニアなど少人数スポーツとしてもニーズは高まるのではないかと思っている。
競技自体も丁度よいコートサイズで老若男女を分けなくても力の差が出にくく一緒に楽しめダイバーシティ性も高い。
地域に貢献できる
どの地域でも高齢化が進み若者の集団は非常に魅力的である。
もっと言うならば若者の集団が必要であり、自治体も含めて若者に頼みたいことは沢山ある。それがスポーツをする若者となれば価値は倍増する。
実際に「地域おこし協力隊」など助成金を出しているケースも全国には沢山ある。
私達は、月に一度ボランティアの日を設定し近隣の施設へ支援に出かけてボランティア活動を行っているが毎日行えば十分な収入源になる。
農家なども若者の人手を必要としているし、学校の部活も外部指導員に移管され始めている。つまり色々と地域に貢献できる場面があり、その地域で身近なヒーローとなり地域のエンターテイメント（娯楽）の役割を担い地域交流にも一役変えるわけだ。
少し違う角度から提案をするならば、私は会社員時代にNPO法人のボランティア社員として副業申請をした経験がある。
どんな会社でもボランティアを許可しないことはまずあり得ない。
だから他の副業よりも始めやすい利点がある。
サッカー選手であれば収入が途絶える引退後から収入とするのもひとつの考え方だと思う。
ビジネスを学ぶ
法人格を立ち上げるためには特別創業支援を受講したり、事業計画書や定款を作成したりと普通の会社員でも知らないこと、出来ないことを学ぶことが出来る。個人的にはNPO法人の設立が比較的簡単でコストも掛からないのでオススメである。
実際に運営を開始すればSNSでの宣伝広告やマーケティング、スポンサーへの営業や営業に伴う資料作成やプレゼンスキル、収支報告書の作成などギュッと凝縮して日本で行うビジネスを一通り学べる。
また組織論など共同で働く、気持ちよく働いて貰うためのスキルを学び経験することも出来る。
収入もスポンサーだけではなく、助成金、スクール、試合日の会場収入、グッツ販売など色々とアイデア次第では発展させることが出来十分にビジネスとして成立する。
始めよう！
サッカー選手だからこそサッカーに関わる仕事をしたいと考えるのであればサッカーを教材にビジネスを学ぶ機会を作って欲しいと思うし、地域に貢献できる団体を今までの素晴らしい人脈を生かして皆で作って欲しいと思う。
気軽にチームを立ち上げ、法人化し、リーグ参戦しビジネスとして捉えてチャレンジをして貰いたい。好きなことを仕事に出来れば人生は何倍も楽しくなる。
詳しく学びたい選手は気軽にDMで連絡ください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？