【京都・東本願寺】創業1839年、お参りする旅人や僧侶のために料理屋、旅籠屋を始めました
時は江戸時代後期の天保十年(西暦1839年)。
真宗大谷派の本山である東本願寺へお参りする旅人や僧侶のために、料理屋、旅籠屋を始めたのが井筒安の創業です。
以来、180年以上にわたって京の伝統を大切にしながら、その時代々に最善なおもてなしをご提供してまいりました。
創業以来170年ぶりの改装した時の動画になります。
また創業より七代に渡り受け継いできた美術品の数々、江戸後期の雛飾りや五月飾り、伊藤若冲、棟方志功、小野竹喬、稲葉心田の作品や茶道具などがあり、なかでも棟方氏は東本願寺の襖絵に携わっていた晩年に数カ月滞在しておられました。
館内には季節のお軸や屏風などがさりげなく飾ってあります。主人の気分で週に一度くらいの頻度で入れ替えているそうですがその内容がすごい!誰もが一度は名前を聞いたことがあるであろう、日本画家の伊藤若冲や板画家の棟方志功や、円山応挙と並んで「虎描きの名手」と言われた江戸時代の画家 岸駒(がんく)、臨済宗の僧であり多くの書画を残した 稲葉心田など名品の数々。全部で650点ほどあり細々入れ替えているので、いつ行っても違うものが見られるのも魅力です。
✳︎こちらでも取材いただきました。
二十四節気(にじゅうしせっき)から生まれる京懐石
井筒安の料理は、風土(産地)・風味(旬の味)・風景(取り合わせの美しさ)を大切にしながら、 料理長でもある七代目の主人が腕をふるっています。
この夏は「鱧(はも)」を食べ尽くす鱧づくし懐石をご用意しています。
【料理内容】一品目 八寸 二品目 椀物 三品目 造り 四品目 焼物 五品目 煮物 六品目 飯物 七品目 水物(デザート)水物以外の全品目が鱧を使ったお料理となります。
焼物 鱧西京焼き
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