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ネタバレ万歳!!

ネタバレが好きだ。

こう書くと語弊があるかもしれない。ネットではたくさんのネタバレ記事で溢れている。そしてかならずネタバレ注意とご丁寧に忠告してくれる。ぼくはかなり昔から喜んでネタバレをみてきた。漫画に始まって、テレビや小説など、いろいろな分野でまず入り口で参考にさせていただいてきた。なので、ネタバレに対して偏見というものがない。しかし、これはぼくの嗜好が偏っているからに過ぎないのかもしれない。

例えば、ぼくは推理小説を読まない。推理小説で犯人が初めにわかったりしたら、たしかにがっかりかもしれない。

例えば、ぼくはドラマをほとんど見ないので、世間の流行に全く乗っていけない。でもずいぶん後でビデオで見たりするので、もうその流行ははるか昔に過ぎ去ったものであることがよくある。先月はまっていた「あなたの番です」なんて、家族はみんなあらすじを知っているので、犯人以外はほとんど教えてもらいながら楽しく見させていただいた(さすがに犯人を教えてもらうと楽しみは半減するだろう)。

漫画なんて読む前からあらすじをネットで調べてから読むくらいだ。それでも画バレではないので、楽しく読める。画バレはさすがにいかんですたい。

日曜日に観ている唯一の楽しみといっていいTVドラマ「鎌倉殿の13人」なぞは究極のネタバレドラマといっていい。大河ドラマはあらかじめ歴史にそって話は進むので、トンデモ話が盛り込まれているわけではない。だから歴史を学んでいれば、おのずとあらすじが読めてくる。それでもなぜそういうことになってしまったのかを説得力を持って描き出すのが、その作品の力量になってくる。「鎌倉殿の13人」は見事な群像劇になっており、それぞれの役柄に説得力がある。さすが群像劇のプロ、三谷幸喜さんの脚本だ。




ぼくが出雲で出雲神話を調べているのは、出雲神話が歴史だといいたいわけではない。それでも神話の中に何がしらかの歴史が含まれているのではないかという期待はある。

1996年10月14日、雲南市加茂岩倉で39個の銅鐸が入れ子状態で発見された。

この地は古代の出雲国風土記で神原郷の由来として「大国主命が積み置きし宝がある場所」であった。そのことから加茂岩倉の銅鐸群は大国主命の宝なのではないかと思い、さらには加茂岩倉遺跡と同様に山向で発見された神庭荒神谷遺跡の青銅器にも「×」印がついていたことから、これらの青銅器は大国主命の活躍時代のものではないかと想像した。

つまりは弥生時代が出雲神話の舞台なのではないかということである。

「鎌倉殿の13人」の時代は今から約800年前にさかのぼる。「平家物語」、「吾妻鑑」、「太平記」などの古典が現存するので、この時代のことがよくわかる。


それでは出雲神話はどうかというと「記紀」「風土記」が8世紀のものだとすると青銅器が使用されていた弥生時代も700~800年前のことだと考えることもできる(出雲神話が青銅器の時代のものだったならということだが)。

これだけネットではネタバレがあふれているのだから、誰かぼくに出雲神話の真実についてネタバレを教えてくれる方はいないものだろうか、などと思いながら、今日もあれこれと想像を巡らせている。



今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

台風が近づいてるがどうか被害がありませんように、今日はみなさんのかわりに出雲の神様達にお願いしておきます。

加茂岩倉遺跡や神庭荒神谷遺跡の青銅器群はいつみても圧巻です。

お待ちしています ♪



こちらでは出雲神話から青銅器の使い方を考えています。
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