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はじめまして

noteの記事を見ていると、みなさん自己紹介を固定ページにされている方が多い。確かに自己紹介は大切だ。

初めのほうから(といってもたった半年だが)読んでくださる奇特な方はぼくのことを少しは知っていらっしゃるかもしれないが、最近ぼくの記事を読んだとか、初めて読んだとかいう人はいったいぼくがどんなやつなのかと思われるかもしれない。

そういうときはいつものように自己紹介の自画像をお見せすることにしている。

自画像

そう、これがぼくである。

禿げたメガネの脛に毛のある50過ぎの小太りおっさん(なかなかよくかけていると思っている)。出雲でこの自画像に似たぼくを見かけたら、「あっ、出 雲太!!」と声をかけてほしいものである(嘘です)。

そんなぼくは出雲にて四半世紀も出雲神話についてコツコツと調べている。そうとうな変わり者かもしれない。

そういえば、出雲に帰ってきたときに友人に「出雲に帰ってきたら釣りとパチンコ(又はスロット)は必須だぜ!」と言われた。そう、出雲では二大娯楽があり、それが釣りとパチンコであった。若者はいつも釣りやパチンコをしているという(今でもそうなの?)。

ぼくはギャンブルをまったくしない。だからパチンコに足しげく通う気持ちが残念なことに全く分からない。さらにいえば、釣りもまったくしない。ぼくは途方に暮れた。

そういえば、小学校の頃、友達に初めて釣りに誘われた。釣りなんてやったことないというと「おれの釣り竿貸してやるよ」といわれた。そこまでいわれたら嫌とはいえず、一応その日は付き合って釣りに参加した。

竿をたらして待つこと10分。背中がそわそわしてきた。いったいこれの何が面白いの?哀しいことに待つことを知らないぼくはその退屈さにうんざりした。それ以降、二度と釣りをしていない。

パチンコはまだしも、釣りにはバリエーションがある。磯釣り、川釣り、、船釣りなど。さらにはイカ専門に釣りをする友人もいる。そんな出雲の休日を満喫している皆さんに向かって、ぼくは出雲神話を調べていろいろ歩き回っているんだよとは到底いえない。というわけで、ぼくは出雲の娯楽に全く染まることなく、四半世紀もコツコツと一人遊びをしていたようなものだといえる。



出雲神話で釣りの神様といえば、事代主命(ことしろぬしのみこと)である。

神仏習合によって恵比須様にもなってしまった事代主命の姿はエビスビールのシンボルマークで有名だろう。

事代主命が何故釣りの神様になってしまったのかといえば、「古事記」で国譲りの際に美保関に釣りに行っていたことが関係している。この出雲の一大事にのんきに事代主命は釣りに行っていたのかといささか辛口になりそうにもなる。

しかし、事代主命にとってはたまたま釣りに行っていただけのことなのかもしれない。運の悪いことに、たまたまそういう場面にでくわしてしまったということではなかろうか。そう考えると、ちょっとは事代主命が可哀想な気もする。

まぁ、今となってはエビスビールのマークのようにニコニコとタイを釣り上げている姿もなかなかに愛嬌がある。そうやって人々に愛でられるようになるというのも仁徳なのかもしれない。

事代主命が美保関に釣りに行ってしまったために、そこでお亡くなりになったということで美保神社に祀られるようになった。


ぼくも出雲神話の謎について調べつくしたら、事代主命さまに釣りを教えてもらおうかな(そういう日がいつか訪れるだろうか)♪



今回も最後までお読みくださり、ありがとうございました。

出雲にお寄りの際は美保神社にもいらしてください。

その際は釣り道具を忘れずに

それではお待ちしています♪


こちらでは出雲神話から青銅器の使い方を考えています。

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