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今まで読んだ本を全て公開します

本のリスト

リストの本は基本的に私が読んだことのある中で、今手元にあるものを掲載しています。読んだことはあっても図書館などで借りただけのものは省略しました。本の記事についている文章は、私のマガジンに投稿する予定の下書きです。

使い方など

検索やフィルタリングが可能なので好きな分野から本を探すことができます。グループ化、サブグループ化のボタンから並びを変更することも可能です。

文庫版が存在する本は「文庫本」のタグをつけています。ほとんどの本は一般的な書店やネットで手に入るものですが、一部入手が難しいものも含まれています。その場合は図書館を利用すると大抵は読むことができるかと思います。

古い本は著作権が切れて無料で公開されているものもあります。例えば「茶の本」は青空文庫に収録済みで、すぐに読むことができます。ただし実際の本には解説なども載っているので、一応そちらにも目を通してみるとよいかもしれません。

訳についての情報は記載していません。英語はともかく、それ以外の言語はまだ翻訳の良し悪しを判断できないのでこのような形にしました。

公開する理由

世の中には多くの本があります。前から読みたかった古典に手をつけるのか、話題になっている新刊を読むのか。自分の全く知らない分野にも挑戦すべきではないか。選択肢はほぼ無限に近いですが、時間は有限です。

そんな中で頼りになるのが他の人のおすすめです。未知の本を知ることもできますし、難しそうで敬遠していたような本に挑むきっかけにもなります。私自身、「カラマーゾフの兄弟」などの長編小説は面白いという前評判がなければ、なかなか手を出しにくい代物でした。

自分の読んだ本を公開することは、知識をひけらかすようで気が引けました。教養を見せつけることほど教養のない行いはありません。ただ人の助けになるなら多少の恥は忍ぶことも必要です。このような気概でこのリストを公開しました。

なにから始めるか

哲学書に関しては、原書より入門書がよいという人もいれば全く逆を主張する人もいます。また入門書と言ってもたくさんありますし、原書でも訳がいくつもあってどれから手をつけるべきか困惑することもあります。

この問題は難しいものです。しかし足踏みしてそのまま何も読まずに終わってしまうよりは、とりあえず自分に合うものから始める方がよいと思います。まずはきっかけを作ることが最優先です。

ただ私自身の意見をいうならば多少苦労しても哲学者自身の著作に直接触れてみるのがおすすめです。はじめて読むなら解説が多い訳を選ぶのがよいでしょう。

さすが歴史に名を残した名著ですから、その雰囲気や構成には不思議な力強さがあります。またちょっとした皮肉や巧みな表現などには時代性やその人自身の個性が色濃く反映されています。これを実感できることも原書を読むことの贅沢さです。


さいごに

小説家は書くことによって人生を発見するらしいですが、芸術家でない私たちには読むことも必要です。本は世界に対する見方を養ってくれる友人のようなものです。本物の友人と違うのはいつまでもその思想や表現を同じまま保っているところでしょう。

それは目まぐるしく変化す繋がれの中に確かな世界を作る助けになってくれます。私のリストがそんな読書に貢献できれば幸いです。

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