いずみた

YouTuberのおるたなchannelさんが好きなアラフォー独身女。狭く浅いヲタク。…

いずみた

YouTuberのおるたなchannelさんが好きなアラフォー独身女。狭く浅いヲタク。ほぼ毎日コーヒー。

マガジン

  • おるたな語り

    YouTuberのおるたなchannelさんについて語っています。 おるたなー歴7年のファンが、その物語を勝手に組み直すように、好き勝手に書き散らします。 最近のYouTubeにちょっと飽きた方、長期的にゆるく推したい推しを探している方にぜひ読んでほしいです。 何か思いついたら書くので、更新は不定期です。

  • YouTuberを推すことと、身体性の話

    YouTubeという感触のない世界で活動する推しの周辺の、身体性について語ります。

記事一覧

「miiakiisよもっと売れてくれ」って思ってるジャミリーは多いと思う(私もそう)。そして欠けてることや秀でていないことの肯定に説得力があるのはこのへんが限界かも知れない。でも今の楽曲が過去のものになってくれたらそれはそれで嬉しい。

いずみた
1日前
2

SNSというものがここまで普及している時代において、推しというものが生身の人間で構成されていることはちゃんと理解しないといけない。
けど一方で、推しには私にとって永遠に表象であり続けて欲しい。生身であってほしくない。
この二つは別に矛盾はしてないと思うんだ。

いずみた
10日前

「好き」が時に加害性や暴力性を伴うことは自覚しておきたいな。

いずみた
10日前

ここ最近、自分が「こうあるべき」「こうありたい」ようにコンテンツを推せないことについて考えている。そこで「オタクは呪いの装備」という話を思い出した。呪いの装備だから外したくても外せない。呪いに飲み込まれないように自分自身の手綱を握っておくほかない。

いずみた
11日前

男性の集団やバディみたいなものに憧れるのは、自分が女の身体を持つ限り無標の存在にはなれないという諦めみたいなものから来ているのかも知れない。女性の集団に未だそれを見出だせていないのは女性が置かれている文脈ゆえか、私の中にある何らかのバイアスのせいなのか。

いずみた
13日前
1

「30代の男性」だけの集団を推していることについて、前々から自分にとっての宿題だと思っていました。同質性と些末な差異の間で遊ぶことは我ながら愚かしいとは思うけれど、箱庭を眺めているような楽しさはあります。

いずみた
2週間前
2

隣国にいる、お世話になった人を訪ねてきた。長いつきあいだけどこんなに二人だけで時間を過ごしたことはなくて、帰国前に「家族みたい」と言われたのがとても嬉しかった。誰であれ、好きな人の存在をただ受け止めるみたいな時間が好きだ。ことばは必ずしも必要じゃない。それはあとからついてくる。

いずみた
3週間前

昨今のないとーさん周辺のことを思う。
精神が安定する布陣を作ったとは言え、何かあったらボスの責任だもんね。そら病むわ。やっぱリーダーって孤独なんだな。
だとしても、繊細さを抱えたままちゃんとリーダーをやってるないとーさんはちょっと感慨深いなって思った。(心配しろよ)

いずみた
1か月前

2023年12月24日未明のレイワ荘語り(ほぼ文字起こし)

この記事は、推しYouTuberのおるたなchannelについて語るマガジンにまとめているものの一つです。 ご興味がありましたら、ほかの記事もご覧いただけると嬉しいです。 たま…

いずみた
1か月前
1

推しにはおいしいご飯を食べてぐっすり寝て心身ともに健康でいてほしい一方で、藻掻いているときのコンテンツが一番面白いと思うしそういうタイミングでこそ沼に落ちる。超矛盾!

いずみた
1か月前

興味関心ごとの分人(≒垢分け)が矛盾しあってて時々混乱する。1つのコンテンツに対しても考察厨の自分と萌え豚の自分が喧嘩することすらある。世の人はどう落としどころをつけてるんだろ。

いずみた
1か月前

語らないオタクの自由を語る

大学時代の友人に会ってきた。 久々に会った彼女は私とはまったく別ジャンルのオタクをやっていて、それを彼女がどう楽しんでいるのかを聞くのがとても楽しかった。 オタ…

いずみた
1か月前

ERRORを背負ってどう歩くか

前回記事に引き続き、Miiakiisワンマンライブツアー「ERROR」大阪公演の感想です。 今回はこのツアーライブと直近のアルバムのタイトルにもなっている「ERROR」というテー…

いずみた
7か月前

ライブとは盆踊りのようなものかも知れない

ライブに行ってきた 推しYouTuberのおるたなchannelでも活躍するTiga氏がメンバーであり、KEY-K氏がDJを務めるMiiakiisのワンマンライブに行ってきたので、ちょっとその感…

いずみた
7か月前
4

散歩をする推し、ライブをする推し、家を作る推し

推しがバランスをとろうとしている気がする 質感のないコンテンツはときに私たちに現実世界に逃げ場を提供してくれたり、それを媒介に質感のある関係性を作り出したりして…

いずみた
7か月前
2

近くにケーキはありますか

先日、推しが炎上しているというネットニュースを見つけました。 ホールケーキをぐちゃぐちゃにしてほかの食材と混ぜるという動画についての記事です。 この動画は実際に…

いずみた
7か月前
1

「miiakiisよもっと売れてくれ」って思ってるジャミリーは多いと思う(私もそう)。そして欠けてることや秀でていないことの肯定に説得力があるのはこのへんが限界かも知れない。でも今の楽曲が過去のものになってくれたらそれはそれで嬉しい。

SNSというものがここまで普及している時代において、推しというものが生身の人間で構成されていることはちゃんと理解しないといけない。 けど一方で、推しには私にとって永遠に表象であり続けて欲しい。生身であってほしくない。 この二つは別に矛盾はしてないと思うんだ。

「好き」が時に加害性や暴力性を伴うことは自覚しておきたいな。

ここ最近、自分が「こうあるべき」「こうありたい」ようにコンテンツを推せないことについて考えている。そこで「オタクは呪いの装備」という話を思い出した。呪いの装備だから外したくても外せない。呪いに飲み込まれないように自分自身の手綱を握っておくほかない。

男性の集団やバディみたいなものに憧れるのは、自分が女の身体を持つ限り無標の存在にはなれないという諦めみたいなものから来ているのかも知れない。女性の集団に未だそれを見出だせていないのは女性が置かれている文脈ゆえか、私の中にある何らかのバイアスのせいなのか。

「30代の男性」だけの集団を推していることについて、前々から自分にとっての宿題だと思っていました。同質性と些末な差異の間で遊ぶことは我ながら愚かしいとは思うけれど、箱庭を眺めているような楽しさはあります。

隣国にいる、お世話になった人を訪ねてきた。長いつきあいだけどこんなに二人だけで時間を過ごしたことはなくて、帰国前に「家族みたい」と言われたのがとても嬉しかった。誰であれ、好きな人の存在をただ受け止めるみたいな時間が好きだ。ことばは必ずしも必要じゃない。それはあとからついてくる。

昨今のないとーさん周辺のことを思う。 精神が安定する布陣を作ったとは言え、何かあったらボスの責任だもんね。そら病むわ。やっぱリーダーって孤独なんだな。 だとしても、繊細さを抱えたままちゃんとリーダーをやってるないとーさんはちょっと感慨深いなって思った。(心配しろよ)

2023年12月24日未明のレイワ荘語り(ほぼ文字起こし)

この記事は、推しYouTuberのおるたなchannelについて語るマガジンにまとめているものの一つです。 ご興味がありましたら、ほかの記事もご覧いただけると嬉しいです。 たまに自分のXのポストを見返すんですが、録音が残っているスペースの中で唯一結構な人数の方が聞いてくださっているものがあります。 タイトルは「酔いながらレイワ荘について語る」。 このスペースを録ったのは昨年のクリスマスイブの未明です。昨年末といえば、レイワ荘のチャンネルが10万人を目指していたころです。

推しにはおいしいご飯を食べてぐっすり寝て心身ともに健康でいてほしい一方で、藻掻いているときのコンテンツが一番面白いと思うしそういうタイミングでこそ沼に落ちる。超矛盾!

興味関心ごとの分人(≒垢分け)が矛盾しあってて時々混乱する。1つのコンテンツに対しても考察厨の自分と萌え豚の自分が喧嘩することすらある。世の人はどう落としどころをつけてるんだろ。

語らないオタクの自由を語る

大学時代の友人に会ってきた。 久々に会った彼女は私とはまったく別ジャンルのオタクをやっていて、それを彼女がどう楽しんでいるのかを聞くのがとても楽しかった。 オタクは時に、作り手が意図しない視点や角度でコンテンツやその外側にある文脈に没頭する。 彼女がまさにそのタイプで、だからこそ同じジャンルのファン仲間と話が合わないという悩みを持っていた。 (本当はそういう人こそYouTuberを推すのに向いていると思う。コンテンツと文脈が地続きだし、文脈を見せる(振りをする)ところにY

ERRORを背負ってどう歩くか

前回記事に引き続き、Miiakiisワンマンライブツアー「ERROR」大阪公演の感想です。 今回はこのツアーライブと直近のアルバムのタイトルにもなっている「ERROR」というテーマに着目して、いろいろ考えてみたいと思います。 「ERROR」とは何なのか これについてはライブ中に言及がありましたが、あえてあまり文字にされていないことだと思うので曖昧な記憶で書き起こすことはしません。 「ERROR」という楽曲のリリックの中から読み解けることではあるので、このツイートを読んだ

ライブとは盆踊りのようなものかも知れない

ライブに行ってきた 推しYouTuberのおるたなchannelでも活躍するTiga氏がメンバーであり、KEY-K氏がDJを務めるMiiakiisのワンマンライブに行ってきたので、ちょっとその感想を。 このワンマンライブはツアーの一環で、唯一参戦できたのが大阪公演でした。 ちなみにMiiakiisのライブは2023年夏に続いて2度目で、私はライブ慣れしていないタイプの人間です。 最近「推し」コンテンツと身体性について考えることが多かったので、本記事は主にその視点からの感

散歩をする推し、ライブをする推し、家を作る推し

推しがバランスをとろうとしている気がする 質感のないコンテンツはときに私たちに現実世界に逃げ場を提供してくれたり、それを媒介に質感のある関係性を作り出したりしてくれます。 じゃあ、質感のないコンテンツを作ることが人生の重要な要素となっている推し自身は? 逃げ場を作るとしたら、逆に現実世界がそれになるのかも知れません。 私の推しYouTuberの一人は定期的にデジタルデトックスをしますが、多分そういうことなんだろうと思います。 無意識に心がバランスをとろうとしているのでし

近くにケーキはありますか

先日、推しが炎上しているというネットニュースを見つけました。 ホールケーキをぐちゃぐちゃにしてほかの食材と混ぜるという動画についての記事です。 この動画は実際には炎上……というよりは賛否両論というかさまざまな意見があって、「食べ物を粗末に扱うなんて」みたいな批判もあれば、「買った人の自由」なんて擁護するような意見もあるし、「何も思わなかった」という声もありました。 こういうネットニュースについうっかり私たちは、「どういう意見が正しいのか」というふうに考えがちです。 「私た