むし歯・歯周病が〇〇〇の原因になる

先週に引き続き今月医院の入口に掲示している案内板のもう一面をご紹介します。

今週は「むし歯・歯周病がメタボの原因になる」についてご紹介します。
歯を失う主な原因はむし歯と歯周病です。特に歯周病は歯を支える骨が溶けて、いずれ歯を失う怖い病気です。また、むし歯もむし歯菌が出す酸により歯が溶けて、放置すると抜歯するしかなくなってしまいます。
このように、むし歯や歯周病で歯を失って困るのが食事です。歯を失うとどうしても嚙みにくくなって噛む回数が減ってしまいます。
噛む回数が減ると満腹感を感じにくくなって、知らず知らずのうちに食べる量が増えてしまいます。
食べる量が増えると、当然カロリー摂取量も増えて体重の増加に繋がります。体重の増加は肥満に繋がり、ひいてはメタボ(メタボリックシンドローム)へと進行します。
メタボは脳梗塞、糖尿病、心疾患など様々な全身疾患の要因となる事から、むし歯や歯周病を予防することはメタボを要因とする全身疾患の予防にも繋がります。
定期歯科検診(メインテナンス)でむし歯予防、歯周病予防を心掛けて、全身の健康も守っていきましょう。

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