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花組『うたかたの恋』『ENCHANTEMENT』の思い出・2/19(昼)編

ーーーいずみんワールドただ今迷走中ーーー

花組公演を観に行った感想でも書こうか…と思っていたのですが、全然筆が乗らず…(公演は終わってしまったよ…)。
よくよく考えると、私は子供のころから読書感想文が嫌いな人間でした…!読書は好きなんですが、感想を書くとなると途端に萎えるという…(いつもあらすじを書いて濁してました。←これは感想ではない)。
でも「思い出話ならイケそうかな?」と思ったので(←そういえば備忘録を兼ねていたんだった)…ちょいとやってみます。思い出には早すぎますが。


前に花組を劇場で観たのは『アウグストゥス』『Cool Beast!!』(2021年)以来なので、1年半くらい振りなんですね(去年は花組だけ全部チケットが飛んだ…)。長かった…!
でも今回は幸運にも2回観ることができました。ありがとうございます!チケット取りをがんばった甲斐がありました。グッジョブ、私!( ´∀` )b
2/19は22列目のセンター付近の席でした。
「若干遠いな」と思いつつ…やっぱり劇場で観るのは格別ですね(映画館の大画面で見る良さもありますが)。

普通の、いつも通りの開演アナウンスを聞くことができ、それだけで胸がいっぱいに。去年のは感動的だったけど悲しすぎた…。
『うたかたの恋』は幕が開いた瞬間から美しい世界が広がっていました゚+。:.゚(*゚Д゚*)゚.:。+゚

「主人公のルドルフに成りきって観ると泣ける」ということなので、やってみようかと挑戦しましたが…無理でした。
そういえば私は妄想族じゃなかった…( ゚д゚)ハッ!(まあ少しはするよ?)
そこで今回は、“いずみん視点(←いつもの私の見方。少々ツッコミ癖あり)”と、“ルドルフ寄りの視点(←想像)”とを、半々くらいで観てみました。
普段誰かに感情移入して観ることないので、ちょっと面白かった(でも何やってんだろ、私?)。

「ルドルフって結構周りの人たちから愛されてるよね?フェルディナンド大公なんか逮捕しに来たのに、逃がそうとしてくれてるし。そんな人たちの気持ちを踏みにじるように心中するなんて…」といずみん視点で観ていながら…(もちろん「軍服格好良い!」とか「今の表情ヤバい!」とかも思っています(^-^)/)

「周りは理解してくれない人ばかりだし、自由に生きたくても皇太子の責任と重圧がのし掛かるし、味方はマリーだけ…でも引き離されてしまう!」というルドルフの視点(←勝手な想像)で観てみたら…
「これから先の未来に希望なんて見えないし、むしろ死が希望だ」みたいな気分になりました。
絶望的じゃないか…!

だからなのか、心中後のラストシーンは「やっと終わった…」という安堵感みたいなものを感じて…泣けました。・(つд`。)・。←これにはびっくり(泣くと思ってなかった!)。なんとも不思議な感覚でした。
いずみん視点では、単純にルドルフとマリーの並びが本当に美しいなぁと思いながら観てましたが(この場面の舞台写真を買ってしまった…!)。

そしてどちらの視点で観てもマリーは可愛いヽ(*´∀`)八(´∀`*)ノ


↑このようにお芝居の方はなんともいえない見方をしていたのですが、『ENCHANTEMENTー華麗なる香水ー』は楽しかった…というか最高でした♪ヽ(´▽`)/
ショー・レビューで、今一番私の好みに合うのは野口幸作先生の作品だなぁと実感(でも好みは人それぞれですからね~)。
特に今回は好きな場面ばかり!でキリがないで、この日にツボったポイントを挙げてみます。

ニューヨークの場面。お姫さま抱っこされて足挙げてる星風まどかちゃんの、めくれたスカートの裾をさりげなく直してあげるれいちゃん(柚香光さん)が紳士すぎて思わずキュンとしました!

オリエンタルの「皆さんも踊りませんか?」のれいちゃんのセクシーなウィスパーボイスに、うっかりときめいてしまいました(でも踊らないよ?オペラグラスでガン見です。腰の振りがヤバいですね!)。

アイドルの場面のマイティー(水美舞斗さん)の最後のキメのアドリブは、「オレのパスワードはLOVEで解除」でした。心の中で「ひゅ~」と歓声をあげてました!

ムスクの場面は…生で観ると破壊力がすごいですね。
男役の色気全開で、私の変態的なセンサーが壊れるかと思いましたよ…(←男役さんの妖しい絡みに即座に反応するセンサーです。ホントすいません…σ( ̄∇ ̄;))。特にタバコのくだりはキケンですね!ずっと心の中では「ひゃ~」と悲鳴(←嬉しい方のです)を上げながら観てました。
このままだと長くなりそうなので、2回目の観劇の思い出話で書くとして…(たぶん)。

実はこの日、とんでもないものを目撃していたんですよ。

それはフィナーレのはじまりで起きました。
花娘たちに囲まれたれいちゃん。
「“君住む街角”は好きな曲なんだよな」と待っていたのですが、声が聞こえず。…まさかのマイクトラブル!(←マイクを忘れたという説もあり)
それに気付いて、くいくいっと指で合図して近くの娘役さんを呼ぶれいちゃん(←娘役さんは誰だか分からなかったよ…ごめん)。
「なに今の!格好良い!」と思ったのも束の間…その娘役さんを抱き寄せて、歌い出しましたよ。
その時の密着感といったら…!
その後も…華雅りりか様や星空美咲ちゃんの胸元や耳元に顔を寄せて、囁くれいちゃん(←そう見えるけど、胸元や頬にある娘役さんのマイクに向かって声を張り上げてます、たぶん)。

この濃厚すぎる絡みの「見てはいけないものを見てしまった!」感がすごい…|д゚))))!
…いや実は「めっちゃ良いもの見せてもらった」と内心ウハウハでしたが゚+.゚(´▽`人)゚+.゚

あとれいちゃんの首元で光る汗がなんともセクシーだなと思ってしまった…!そんな自分に「どこ見てんだ?」とちょっと引いた…(((・・;)(←マイクに向かって首を伸ばしていたからだと思いますが、なんか目に付いてしまいました…)

この場面のインパクトが強すぎて、実はこの後のことをよく覚えていません…。れいまいの黒燕尾を目に焼き付けようと思ったのに!(2回目に持ち越しです)
そして家に帰ってから、雪組『BONNIE&CLYDE』のライブ配信を見たのですが、全然集中できなかった…。
雪組さん、ごめんなさい…(*- -)(*_ _)ペコリ
でも素敵な作品でした(もう“ギャングの雪組”で良いと思う!)。

こういうトラブルは初めて観ましたが…「こんなに魅せる場面にするなんてすごいわ…」と感心しましたね~。うん、良いものを見た!(゜゜)(。。)
そしてこの出来事とムスクの場面を、毎日何度も思い出してはニヤニヤしている私。「つくづく変態だな…」と思い知りました。
でもそんな自分もキライじゃない…!Σd(´∀`*)

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