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今更ですが…星組『Le Rouge et le Noir』のライブ中継の話(…なのかな?)

今更ですが(というか今更じゃない話題がないけど)…3/26に星組『Le Rouge et le Noir~赤と黒~』のライブ中継も見てました。
花組に続いて2週連続で同じ映画館に行ってます。
貴重な週1の休みを使って「なにしてんだろ?」と思わなくもない…ε- (*´Д`*)

2008年の星組『赤と黒』(宝塚版)も観ているのですが、今回のは全然違ってました(←昔のはうろ覚えだけどね!)。ロック!
噂に違わずすごかった!「歌ウマが集まるとこうなるのか!」と興奮しましたね。
でもなぜか歌が全く耳に残らなかったんですが…?
歌の記憶がないってどういうこと…(゚Д゚≡゚Д゚)゙?(←他にもいろいろとおぼろげ)

主人公ジュリアン・ソレルのラテン語の聖書の歌とかすごかった(はず)。腹の底に憎悪を溜めつつも鬱屈した悩める美青年か。良いよね…Σd(゚д゚*)(←通常運転ですな)。神学校を目指しているのに、神を信じていないなんて言ったりしてるし…いろいろ心配になるというか、目が離せない存在ですね。

ジェロニモって誰?ってなったけど、狂言回し兼ジュリアンの友人という不思議な立ち位置が面白いなぁと思ったり。ちょっと道化みたい。

第2のヒロインのマチルドはかわいいけど腹が据わっている感じとか。
ヴァルノ夫妻のギラギラで小ずるいけど憎めない感じ(でも夫人はキュート)とか。
妻を寝取られても何も感じないというレナール氏の悲哀とか。

印象的なところはいろいろありましたが…。

いずみん的MVPは…くらっち(有沙瞳さん)のルイーズ(レナール夫人)です♪ヽ(*´∀`)ノ
日々の暮らしに波風立てたくない貞淑な妻が一転、ジュリアンとの逢瀬では情熱的な顔を覗かせたかと思えば(髪を下ろしている姿なんぞ艶っぽい)、見事にジュリアンを切り捨てるという…まさに貴族!
それでいて今まさに撃たれる!という時に見せた微笑みに、ジュリアンに心を残していたんだなということが見て取れます。
歌の上手さはもちろんのこと、感情の揺れ方や変幻自在ぶりに魅せられてしまいました。

ちょっと話が逸れますが…私がくらっちを認識したのは、雪組『伯爵令嬢』(2014年)のアンナ役。
記憶喪失のヒロインに成り代わって伯爵家に入り込む敵役でした。伯爵家の夫人を母と慕う姿など切ない部分を感じさせつつ、悪女としての潔さもあってとても印象に残る人物でした。この公演以降、なんとなく気になって追ってしまう…私の中で注目の娘役さんとなりました。
この時研3か…末恐ろしいわ!Σ(゚Д゚ノ)ノ
(ちなみに失礼ながら私は下級生の名前と顔がなかなか一致しません。ごめんなさい(。-人-。)…よっぽど印象に残った時は別ですが。だから非常に珍しい)。

元々このライブ中継の感想を書くつもりはなかったのですが(なんせ歌の記憶ないし…)、なんでくらっち語り?をしているかというと…このニュース↓を見たからなんですね。


くらっち退団してしまうのか…となんだかしんみりしてしまいました(←こういう風に思うのも珍しい。いつもは割りとドライ)。
最後の公演となる『1789』でのお役は、マリー・アントワネット!きっと有終の美にふさわしい大輪の花を咲かせてくれるはず゚+。:.゚(*゚Д゚*)゚.:。+゚(初演で度肝を抜いたルーレットのドレスは登場するかなー?)
ぜひとも観たい!…私の元にチケット来てください。お願いします(*- -)(*_ _)ペコリ(←結局それかい!でも来ると信じて待ってます♪)



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