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真風涼帆氏の舞台についての思い出話をしてみます(その3)。

宙組トップスター真風涼帆氏(ゆりかさん)の思い出話のつづきです。ちょこっと書いて終わりのつもりだったので、その3までつづくとは思いませんでした(しかも長いよ…)。
思い出話なのか舞台の感想なのか…もはやなんだか分からないものになりつつありますね。まあおかしなこと書いてる人間がいるなと笑ってやってください'`,、('∀`) '`,、



宙組『シャーロック・ホームズーThe Game Is Afoot!ー』『Delicieux』(2021年)

相手役が潤花ちゃんになりました。なんともゴージャス感漂うコンビになったという印象です。
この時は潤花ちゃんのことを綺麗な娘役さんだなくらいにしか思ってなかったのですが…後に爆弾娘だと知った時の衝撃といったら!(←爆弾娘という言い方でいいのか分からんけど…ほめてます!そして雪組時代の記憶がなくてごめんなさい…)でもアイリーン・アドラー素敵でした。
ゆりかさん演じるシャーロック・ホームズは見てる分にはいいけど、正直関わりたくないなぁ。
実は原作を読んだことはないのでなんとなくのイメージですが(あんなに有名なのに!ミステリー好きなくせに!)、確かにこんな感じっぽいよな?という説得力はありましたが…シャーロキアンの方が見たらどう感じるんでしょうね?
そして私は原作を読んだことがないくせに、『憂国のモリアーティ』という漫画が好きなので、つい敵役のキキちゃん(芹香斗亜さん)演じるモリアーティ教授の方に注目してしまいましたが(全然キャラ違うけど)。キキちゃんの悪役好きなんですよね!この作品でもお2人は戦ってました。
鎖を使った印象的な場面(なんか巻いたり絡めたりしてる!)や主題歌を歌いながらの銀橋での対峙するところとかが好きでした。セットや雰囲気、終わり方なんかも私好みだったので満足度は高め。
『Delicieux』はお菓子をテーマにしたショーなので、なんともかわいいのが意外でした。でもハードな場面もあり…お菓子は甘いだけじゃないってことですね?
そのハードめな場面、ゆりかさんは軍服なのに妖しくセクシーってどういうことですか?(開襟具合がヤバめです)私の好きな雰囲気の場面なので非常に嬉しい♪
あと歌なのか語りなのか謎な始まりのフィナーレの群舞も好き!男役同士で組むタンゴというところがまた私のツボを突いてきましたね…。
しかもゆりかさんキキちゃんに向かって「ジュテーム」って言ってますよ!いえーい♪(*゚∀゚人゚∀゚*)♪


宙組『Never Say Goodbye』(2022年)

初演は最初のご贔屓様の和央ようかさんの退団公演だったので、私にとって思い入れのある作品。ゆりかさんの初舞台公演でもあり、それが16年の時を経て再演される、しかも主役で!…この展開にまた勝手に感激してる私(=ヅカオタ)。
演目発表された時「この公演で退団かもしれないな」とうっすら思ったのですが…全然違ってた!だってこの物語の主人公のジョルジュは男役の集大成みたいな役じゃないですか?格好良いですよね!
今までみたいに皆を引っ張る“動の役”というよりも、一歩下がって皆を見ている“静の役”という印象です(写真家なので)。それでいて熱い!
ヒロインのキャサリンとの関係は大人な恋愛という感じですね(…って大人な恋愛がよく分からんけど。勝手なイメージです)。キャサリンがやろうとしていることを尊重しつつも、ピンチの時はちゃんと助けに行く…やることがいちいち格好良い!でも別れの場面は切ないですね…(;´Д⊂)
それにしても16年経っても感想に成長が感じられません。結局「ジョルジュ格好良い!」で終わってしまうのはなんとかならないのでしょうか?そして初演時に出演していた方がほとんど残っていないことに気付いて驚愕しました…。
あとは…やっぱりフランク・ワイルドホーン氏の曲が素敵です。この公演を観てから、朝焼けを見る度に主題歌が頭の中で流れっ放しです(ジョルジュはキャサリンを家に送るために朝焼けを見ながらのドライブに誘う場面があります)。
朝焼けを見ながらのドライブなんて最高じゃないですか゚+.゚(*´∀`)b゚+.゚…私の場合は朝焼けを見ながら仕事に行きますけどね!(悲しいかな…冬は夜が明けてません)ついでに車酔いするからドライブに誘われても断りますけどね!(←あれっ?最高って書いたのに?)
…どうやら私はスマートなヒロインには向いてないようです┐(´∀`)┌


宙組『HiGH&LOW―THE PREQUEL―』『Capricciosa!!』(2022年)

これも原作を見たことがなかったのですが、なんとなくのイメージ通りで戦ってましたね。ただ未だに登場人物たちがなんで喧嘩してるのかが分かっていないのですが…。この謎が解明される日は来るのでしょうか?
この公演の前に開催されたコンサート『FLY WITH ME』で先行パフォーマンスを観ましたが、全員揃い踏みだとより迫力がありますね!(コンサートのトーク場面では潤花ちゃんが炸裂してましたね。そこで爆弾娘だと知ってびっくりΣ(゚Д゚ノ)ノ…でも潤花ちゃんのそういうとこ好きです!ゆりかさんがひき気味なのも面白かった)。
プロローグの大階段を使ったそれぞれのチーム紹介が格好良くて、どのリーダーも個性が強すぎる!そこからの入り乱れてのダンスシーンは最高潮に熱狂する場面でした゚+。:.゚(*゚Д゚*)゚.:。+゚
でもラストも同じような場面なので、プロローグに戻ったのかと思ってしまいましたが。無限ループなのかと思いましたが(←そんなわけない)。きっと原作につづく…ということなんでしょうね?(原作の前日譚らしいので)
内容は…まあ分かりやすい(…薄いとも言える)。
私は少年漫画好きなんで、普段は敵同士だけど時には手を結んで共通の敵に立ち向かう(でも馴れ合わない)…みたいな話は胸アツで充分楽しめましたが、観る人を選びそうな作品ですね。
キキちゃん演じるROCKYの「明らかにカタギの人間じゃないよね?」というヤバめのビジュアルなのに実は紳士というギャップや、ずんちゃん(桜木みなとさん)演じるスモーキーの「守ってあげたい!」と思わせてくる病弱で虚無感漂わせる姿にすっかりやられてしまいました…(*´σー`)エヘヘ
そしてゆりかさん演じるコブラは…前回の大人な恋から一転して若くなった!もはや若者役(…だよね?)が新鮮に感じてしまいます。でもたまにはこういうのも良いかもね?
そんなコブラの見所は浴衣姿(←そこか?)。あの薄い生地の浴衣なのに男役として成立してるところがすごいな!…そういえばバイクに乗る姿が格好良かったです(←むしろそこがメインな見所じゃないか?)。
『Capricciosa!!』は作品紹介にあった通り、確かに伊達男でしたね。銀橋をただ歩いているだけなのに…感じられる余裕。まさに王者の風格!やっぱり王子じゃなくてキングだよなと実感。
なんとなくどこかで見たような…感が漂うショーでしたが、楽しかったです。銀橋に男役さんたちが勢揃いする様は圧巻でした!それにアピールがすごかった…。
ゆりかさん・キキちゃん・ずんちゃんの3人の並びもよく観たなと思いましたが…この並びが好きでした。ちょっとしんみり。



こうして振り返ってみると、いろんな時代があったなぁ(…あんまり覚えていない時期もあるけど)。星組の時の真風涼帆氏は柚希さん・紅さんと並んで3兄弟の末っ子だったのに、今や宙組のキングですものね!

そしてただ今上演中の最後の公演『カジノ・ロワイヤル』も先日観劇してきました。「今までを振り返って感慨にふけりながら観に行くか!」と思っていたので、観る前にこれを書き上げるつもりだったのですが…予定通りにはいかないものですね(←『エリザベート』のルキーニさんも言ってるし!)。
千秋楽の前に観劇の感想でも書きたいなぁと思ったけど…どうかな?(まあその内書きます…σ(゚Д゚*))
とりあえず6/11のラストデイは映画館(の予定)で見守りたいと思います♪

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