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女性を対象としたスクラムマスター研修を開催します

Women in Agile Japanの運営メンバー&スクラムマスターの伊藤いづみです。
昨日川口さんが「女性スクラムマスター100人に向けて研修を始めます。」というタイトルで研修に関するnoteを書いてくれました。

私が伝えたいことはほとんどここに書かれているのですが、せっかくなので自分の言葉でも少し伝えられたらと思います。
重複する内容もありますがご容赦いただければ幸いです。

頑張る女性達がひとつもあきらめなくていい世の中を作りたい

Women in Agile Japan は頑張る女性達が何もあきらめなくていい世の中を作りたいと思っています。

「介護のためにキャリアを諦めた」「仕事も子育ても全力で頑張りたいけど大変すぎて毎日が楽しくない」「一度キャリアコースから外れてしまったら復帰できないかもしれないから怖い」など、女性たちが仕事と仕事以外の両立で感じている葛藤を私達はたくさん耳にしてきました。

これらは本来、女性だけが抱える葛藤ではないはずです。
でもシングルマザーの場合は必然的に母親が一人で子育てしながら働くことになりますし、こういったケースじゃなくても「家庭のために仕事を抑えるのは女性」とパターンがまだまだ多いのが現状ではないでしょうか。
制度上において男女の違いはほぼない世の中なわけですが、現実においてはそうなれない何かがまだあって、その影でいろんなことを諦めている女性たちがいると思うのです。

Women in Agile Japan 発足

そういうわけで、頑張る女性達が何ひとつもあきらめなくていい世の中を目指して何かやろうと思い私達は集まりました。
まず始めたのはそういった女性たちが集まり、想いを共有し合う場をつくって目印の旗を立てることでした。
その旗がWomen in Agile Japanというコミュニティです。

それから、仕事や子育てに限らずいろんなことを話せる雑談会や、キャリアアップの役に立つ(かもしれない)勉強会を定期開催してきて少しずつ活動が認知されるようになってきました。
そして次のアクションとして私達がトライしているのが女性向けスクラムマスター研修の開催です。

スクラムマスターを目指しませんか?

なぜスクラムマスター研修なの?という点に関しては冒頭で紹介した川口さんのnoteをご覧いただければと思います。
少しだけ私の思いを付け加えますとIT業界はアジャイル開発が広く認知されるようになりスクラムをやりたい/やってますという声も多く聞こえるようになりました。日本最大のスクラムカンファレンスRegional Scrum Gathering Tokyoは開催10回超え、地方カンファレンスも続々と立ち上がりとても勢いがあります。
「いや、うちの周りでは全然聞かないですよ」と感じてらっしゃるのなら、むしろ一歩先に始めるチャンスです。
またアジャイル開発は単なる開発プロセスに留まらず、人の考え方や行動へも深いアプローチがあります。私はアジャイル開発に触れることで仕事に限定せず人とのコミュニケーションのとり方、自分の考え方や行動が大きく変化しました。

スクラムマスターはチームが正しくスクラムを実践することで価値をデリバリーできるように支援する役割ですが、スクラムマスターとして深くスクラムを理解することは、同時に人生を豊かにすることだと私は感じています。
キャリアの一歩として、自分の人生の彩るためのプロセスとしてぜひスクラムマスターを目指しませんか。

企業のみなさま、ぜひご支援をお願いします!

もし社内でこの研修を受けたいという女性がおりましたら、費用や稟議の両面でご支援いただければ幸いです。
Scrum Allianceの認定はありませんが、研修の内容はScrum Alliance認定のシラバスと同等を目指してカリキュラムを策定中です。
値段が安いから内容が薄いということは決してありません。ぜひこの研修を選んでいただきキャリアへの一歩としていただけますようお願い申し上げます。


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