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104 実質、高校1年生でSATとTOEFLを受験する。

受験期に突入。


さて、奨学金(学費免除)額の多い大学や、各大学の合格のポイント等については前回でお伝えし終わりました。
ここからは、娘の出願から合否発表までの様子を書いていきますね。


出願する大学を絞りつつ、娘が高校2年の後半、いよいよSATとTOEFLの受験が始まりました。

普通はなるべく遅く、高校3年生になってから受験するものですよね。
でも、娘の学校では8月末から3年生が始まるので、それじゃあ10月から始まる出願に間に合わなかったんです。

ちなみに、娘は小学校6年生の途中で中学1年に入学しているので、小学校の同級生たちはまだ高校1年生。
普通よりも2年ぐらい早い大学受験になっちゃって、ただでさえできないのに不利すぎる状況でした。


SATの申し込みは半年前に。


TOEFLは毎週日曜日に開催されているので、いつでも申し込んで受けることができますが、気をつけたいのはSATの方。
日程や会場が限られているので、早めに申し込まないとすぐ埋まってしまいます。

最近始まったデジタルSATはどうかわかりませんが、その当時は2、3ヶ月前では遅くて、半年ぐらい前に申し込んでおくのがベストな感じでした。


こういうことも、塾に通っていれば手取り足取り教えてもらえたりするんでしょうけど、うちはまったくわからず手探り状態。

「いつ何回ぐらい受けるか、かなり前もって考えないといけないんだね。」
と、娘と話しながら慌てて受験の日程を考え、それに向けて勉強の計画を立てていきました。


アメリカの高校生は。


ちなみに、受験の回数は何回でもかまいません。
でも、あんまり受けすぎると大学にいい印象を与えないので、最大で3回、できれば2回ぐらいにした方がいいって言われます。

実際、アメリカの高校生たちは1〜2回だそう。
そもそも塾に通ってSATに備えるなんてことは一般的ではなくて、進学校の子などに限られるようです。

娘がアメリカの高校に留学した時の同級生たちも、SAT対策の夏季講習くらいはあったようですが、できる子は普通に1回か2回受験しただけで一流大学に合格していたようでした。


ACTは理系に有利?


ちなみに、SAT以外にも標準テストはACTというのがあって、娘の友だちの進学校(インターナショナル・スクール)の子には、ACTを選択する子たちもいたそうです。

私はACTについてはまったく知らないんですが、その子たちは理数系科目が得意なので、ACTの方が有利だと言っていたそう。

現在のデジタルSATと比べるとどうなのかわからないし、どちらにしても、今は標準テスト自体があまり重視されないので変わりはないと思いますが、理数系が得意な方はACTも検討されてもいいのかもしれません。


「ACTってどうなんだろ?」
と、ちょっと不安になりながらも、まぁどっちも変わらなそうということで、いよいよSAT本番に臨むことになりました。



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