salon de 穴
サロンド穴というイベントを、年に4回開いています。
2021年の冬至からスタートし、春分・夏至・秋分と回を重ね、2022年12月22日でサロンド穴は1歳を迎えます。
もともとサロンド穴はわたしの頭の中で思い描く、実体のない架空のイベントでした。
パーティーでもなく、マーケットでもなく、だれでも遊びに来れるオープンさと、けしてオーバーグラウンドを大手を振って歩くことのない秘めやかさを持ち合わせた場所を作ってみたいと考えていたのは数年前のこと。
サロンについてWikipediaで検索してみると、なんだかわくわくする言葉が並んでいます。
思い描いたものの著しく腰が重く行動力に欠けるわたしは、何かアクションを起こすこともなく一人でちまちまと架空のイベントの架空のフライヤーを作るなどしておりました。
そんな紆余曲折を経て昨年の冬至にスタートしたつかみどころのない「サロンド穴」は、回を重ねるたびに濃度を増して成長しているように感じております。
歴代の穴フライヤーの左下に鎮座しているのは、インドはデカン期の豊穣の女神像。
実物はメトロポリタン美術館にあります。
蓮の花の頭部を持ち、出産の体勢をとりつつも、その腹部は平らなことが特徴的。
サロンド穴では、毎回素敵なキャストを迎えています。
衣食住を愉快にしてくれるモノづくりをする人、快に対してまっすぐな暮らしを実践している人に声をかけております。
それぞれその道の「快」のすこし深みにハマって、もがいているような人(=穴的魅力がある、とでも表現させていただきましょうか)です。
イベントにあたって、特にルールはありませんが、
・スピらない
・ディスらない
・湿度高め
をモットーとしています。
これまでのサロンド穴の記録を、参考までに記しておきます。
参考になりますかね(笑)。
どの回をとっても不思議な色合いを帯び、捉えどころがなく、湿度高めの時間を過ごしているように感じます。
声をかけさせていただいているキャストの方々と、どこからか穴のにおいを嗅ぎつけて遊びに来て下さる皆様のおかげです。
記念すべき1歳のサロンド穴は2022年12月22日。冬至に行います。
そしてはじめて、穴場での開催となります。
穴場での穴。
どうなるかわたしも楽しみです。
詳細はインスタグラムでご覧いただけます。
寒い毎日が続きますが、快ある毎日を過ごせますように。
サロンド穴に、そのお手伝いが出来たら幸いです。
皆様のお越しをお待ちしております。
2023年も、サロンド穴は春分・夏至・秋分・冬至と行います。
重ねて、どうぞよろしくお願いいたします。
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