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【カフェイン量】エスプレッソ vs. ドリップコーヒー

おはようございます!早安!
朝書いたのでおはようございます、ということで。

前回はアイスコーヒーついてのお話でしたね。

私は先日カフェインの取りすぎと水分不足で、ダウンいたしました。皆様、どれほど美味しくても、夏場の水分補給を、コーヒーに置き換えてはいけませんよ〜!

そんなこんなで今日はカフェインの話。なんとなくコーヒーってカフェインが多いなというイメージですよね。
飲んでから30分程度で血中濃度がピークに到達し、4時間ほどでやっと半減するのだとか。コーヒーとカフェインの関係について、気になったことを調べてみました。

コーヒーのカフェインはいつ生成される?

そもそもカフェインってどの段階からコーヒーに入っているのでしょうか?焙煎する時?抽出する時?

コーヒー豆はコーヒーノキという植物の種です。
このコーヒーノキにカフェインが含まれています。葉っぱや果肉にカフェインを含ませることで、虫に食べられるのを防いだり、周りで他の植物が生育するのを妨げたりする、コーヒーノキの生存本能だと言われています。
もちろんこの果肉の中にある種(=コーヒー豆)にもカフェインは含まれています。

また、コーヒー豆に含まれるカフェイン量は、品種によっても違い、
アラビカ種<ロブスタ種 となります。

ざっくり説明すると、カフェとかで使用されてるコーヒー豆のほとんどがアラビカ種、主にインスタントコーヒーや缶コーヒーに使用されているのがロブスタ種(カネフォーラ種)です。

焙煎具合や抽出時間によって変わるカフェイン量

では、コーヒー豆のカフェインは、飲み物として口に入るコーヒーにどのように影響するのでしょうか?飲み方によってカフェイン量は変わるのでしょうか?
カフェインの3つの性質から探っていきます。

①熱に弱い
コーヒー豆は、生豆と呼ばれる黄緑色のような見た目の状態から、熱を加える”焙煎”という過程を辿ります。この時に、浅煎りや深煎りなどといった焙煎具合が決まります。
カフェインは熱に弱い性質を持つので、この焙煎の段階で、その一部が失われていきます。また、浅煎りよりも焙煎時間が長い深煎りは、カフェインもより少なくなる、と言われています。

コーヒー豆一粒あたりのカフェイン量:深煎り豆<浅煎り豆

しかし、焙煎で多くの水分が飛ばされた深煎りの豆は、浅煎りよりも重量が軽くなります。そのため、同じgでも使用しているコーヒー豆の数は深煎りの方が多くなります。
一粒一粒のカフェイン量は少なくても、粒をより多く使用するなら、単純に深煎りの方がカフェインが少ないとは言い切れないところですね。

②温度が高いと溶け出しやすい
コーヒーやお茶を入れるとき、何度のお湯で淹れますか?
カフェインは温度が高いと溶け出しやすいという性質があります。

この性質を元に考えると、水出しコーヒーのカフェイン量は少ないのでは?と予想できます。しかし、ここで関係してくるのが③の性質です。

③抽出時間が長いと溶け出しやすい
カフェインの液体への流出には、時間が関係しています。液体に触れている時間が長いほどカフェインが溶け出します。それぞれのコーヒーの平均的な抽出時間のこんな感じです。

●水出しコーヒー 8時間前後
●ドリップコーヒー 2分〜3分程度
エスプレッソ 20秒〜30秒程度

濃度の濃いエスプレッソはカフェインも相当な量だろうと思われがちですが、抽出時間から考えると、意外にもドリップコーヒーよりカフェイン量は少ないのです。

水出しコーヒーは水に8時間程度浸しますので、カフェインの溶け出す速度は遅くても、長時間じわじわと溶け出していることになります。

エスプレッソのカフェイン量は少ない!?

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カフェインの溶け出す時間の観点から、エスプレッソはドリップコーヒーと比べてカフェイン量が少ないといえそうです。

数値として出せればいいのですが、残念ながら、カフェイン濃度はお手軽に測れるものではないらしく、今回はまとめ記事的になりました。

一日何杯までなら飲んでいいの?とか、授乳中でも飲んでいいの?とか、気にして調べられる方は多いと思います。体質やその時の体調にもよるので断言できないところですが、この記事が何かの参考になれば嬉しいです。

カフェインレスのコーヒーもいいですが、それがない時はエスプレッソをベースにしたカフェラテやアメリカーノも選択肢としていいかもしれませんね。エスプレッソの量を少なめで、なんてオーダーも大概のカフェではできるのかなと思うので、ぜひバリスタに相談してみてくださいね。

それでは、今日も素敵なコーヒーライフをお過ごしください☆


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