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急冷式アイスコーヒー!氷は先入れ?後から?
毎日ほんとに暑いですね。こんな日はキンキンに冷えたアイスコーヒーが飲みたくなる。というわけで、
今日のテーマはアイスのドリップコーヒー。
アイスコーヒーというと、水出しとかリキッドになっててそのまま飲めるやつとか、色々あるのですが、今回は急冷式のアイスコーヒーにスポットを当ててみます。
お湯で抽出した温かいコーヒーを、氷で一気に冷ますのが急冷式といわれます。そして、この急冷式もさらに2つの方法があります。
氷を①先に入れるのか②後に入れるのか。
お店でもこのどちらを採用されているのかまちまちですね。
氷を入れるタイミングで味わいは変わるの?
味がどう変わるのだろう、飲み比べてみないとわかんない!というわけで検証してみました!
*レシピ
深煎り豆:20g 湯温:87℃
30g→100g→150g
その他、注ぎの秒数や氷の量も揃えました。
1.氷を先入れversion
サーバー内に先に氷を入れてそこにコーヒーを落とします。
見た目も涼しげで美味しそう。
優しくそっと注ぎ、2分25秒で落ちきり。すぐにかき混ぜて全体をしっかり冷まします。ゆっくり冷ますと液体が濁るので、急冷ドリップはすぐにかき混ぜるのがポイント。
いざ、飲んでみます。
キンキンに冷えた液体が口の中に入り込んできて、一瞬何の味?
一呼吸置いた後、ぱっとビター感が口の中に広がります。クリアな苦味で味のインパクトがあります。
溶け残った氷を取り除き15分ほど放置。ぬるくなってくると、やや水っぽくさらっとした口当たりに。
2.氷を後入れversion
抽出の様子はホットと変わりません。
注ぎを揃えてこちらも2分25秒で落ちきり。
サーバーに氷を淹れて、マドラーでくるくると急冷します。氷を淹れた容器に移すのでもOK。
しっかり冷えたのを確認して、いざ。
一口目、口当たりが丸い。最初から口の中全体に、味わいが広がります。氷先入れの時には感じなかった酸味も出てきました。酸味も苦味も角がなく、マイルドな印象。
15分放置。ぬるくなっても味の印象は薄くならず、むしろずっしりとした味わいで、飲みごたえがあります。
結果:氷を入れるタイミングで味わいは変わる!!
氷を先入れか後入れか、というシンプルなことですが、かなり味わいが変わりました。豆の種類を変えながら何回か検証を重ねた結果、今回こんなことがわかりました。(※あくまでも主観です)
氷先入れ→ クリアでスッキリした口当たり。深煎り豆なら苦味、浅煎りなら酸味など、豆の個性の強い部分がはっきりでる。
氷後入れ→ マイルドな口当たりで、味のバリーエーションが豊富。味の一体感あり。
コーヒーは抽出される成分に順番があって、全部混ぜ合わせてバランスをとっています。
氷先入れだと、抽出されたコーヒーが1滴ずつ氷の上に落ちて急冷されるので、成分の濃いところと薄いところのムラはできるけど、その分豆の個性ははっきり感じられる模様。
氷後入れだと、全部混ぜ合わせてから冷却するので、味ムラはなくバランスのとれたまろやかコーヒーになるのかな。
まだまだ暑い日が続きそうです。
ぜひお試しあれ!!
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