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【 海外に住むと考え方が変わった、という事実 】

ネットを模索していると、ちらほら見る「日本人はハッキリものを言わないから」とか「日本人と付き合っていた時は、(日本人の)彼氏が何を考えているか分からなかった」と言う人達に遭遇します。
そうおっしゃっている人たちは大抵、帰国子女や長年海外に住んでいる日本人、海外で生まれ育ったっていう方だったりします。

今でこそ私も、自分の関わっている人達には、伝えないといけない気持ちや考えをため込むことなくお伝えできているかな、と思っていますが、振り返ってみるとこの性格は昔からではありませんでした。

そのきっかけとなったのは、海外に住むようになって初めて出来た彼(あとに初めの旦那となる人)とお付き合いした時からくらいでしょうか。
当時、何かのことで彼と揉めた際、私、ついつい根に持ってしまって、しばらくぶーっとしばらくふくれていたんですよ。
そこで、相手が私の様子を察知して、「あれ?怒ってるの?」と聞いてきても、素直でなかった私は、めちゃくちゃ不貞腐れた態度で「怒ってないよ」と返しまう状態。
そうすると、「あ、そ、じゃあよかったわ」とそのまま放置されてしまう始末だったです。
私の期待とは違う彼の反応が返ってくる。
私の中の勝手な常識みたいな態度(期待)としては、「いや、そうは言ってもRINは怒っているのだから、なだめてやらなきゃ」でしたが、そういう気の利いた念は、彼にはもはやありませんでした。
これにはなんとなく寂しい気持ちもしたし、なんか一人で不貞腐れている自分が本当にバカのように感じました。
なぜかというと、自分の怒りの気持ちを上手く伝えれず、不貞腐れて終わり、といった態度しかできなかった私は、その後処理を自分でしないといけなかったから。
なので、さすがに私もそこから学びを得たという訳です。
要は、「空気読んで優しくしてほしいのよ!」と心の中で思っても、一度「怒ってないよ」と相手に伝えてしまうと、それを鵜呑みにされ、こちらがどんな態度をとっても気にされることがなかったのです。
今から思うと、自分自身、つくづく非常にめんどくさい女だったなーとは思いますが、当時はこんな感じでハッキリモノを言えない自分がいたのでした。
でもね、「空気読む」なんて高度なテクニックを備えていなかった彼のおかげで、「思っていることはハッキリ伝える」という考えに変えさせられたのです。

確かに。
よく考えると、多少の空気を読むことはできるとは思いますが、でも実際は、自分の言いたいことって「言葉」にしないと相手に伝わらないものだなってつくづく思います。

実際この世の中に、「私は100%完璧なマインドリーダーです」なんて肩書きの人は存在しないし。

いつもどの場面でも100%できている訳ではないですが、過去の学びを得てからは、相手にハッキリ伝えて、あとは気持ちを入れ替えあっさりする、ようにしています。
ハッキリ伝えて、その場を解決させ、あと腐れない方がスッキリして、その上、無駄な時間もなくなるなと思っています。


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