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もやしと木材と付加価値🤝

夕飯に作った野菜炒めでよい主婦アピールをしたい わけではなく。価格と価値について綴りたい。
前回記事との繋がりは気にせずゆきます)

物価の優等生と言われるもやし。めちゃんこ低価格で頭が下がる一方、裏側は涙ぐましい企業努力で少し上げてもええんちゃうか、と思ってしまう。

はい。ここで、ピンときたアナタ!
既に、森林の入口にいる人ですね。ブラビー!

知らない方がほとんどだと思うが、実は、木材価格も同じで、原木はめちゃ低価格、物価の優等生だ。国産材でも。
仕上がった家具や木工製品の価格しかしらない私達は、木自体の金額を意識したことがないし、直接原木を買うこともないから気にも留まらない。

はんのう森林みらい塾の講義で歴史・政治(法律)から紐解く木材価格の変遷で、いま、こうなってる現実がよく分かった。

雪が降ってる山中でどろんこになりながらも手際よく伐倒・かかり木処理・玉切り・搬出しているきこりの勇姿は、職人で、純粋に本気でカッコイイ。
人工林とはいえ、50年前に子孫繁栄も見越して丹精込めて植えられたかもしれない森の木を、受継ぎ・守り・選んで、大事に倒し丁寧に運び出す。

『もし、自分が苦労して倒した木を売るとしたらいくらで売りますか?あなたはいくらで買いますか?』

Session3で自伐林業されている方の現場の山で一連の作業見学・体験させてもらった塾生・スタッフからの木自体の価格・価値についての問いかけ。

野菜に置き換えて考えたらどうだろうか。もやしも野菜炒めにしたらいくらの価値になるだろうか。そんなことを考える。

衣食住から少し距離があるから仕方ないだろうか。森林の価値や森林整備の重要性はみんな頭では分かってるはずだ。
少しでも意識の中に入れて、少しでもちょっと先の未来を想像して、みんなが自分事として、現在の林業のおしごとを解像度あげて見て欲しい。森林の価値を興味を持って知って欲しい。

飯能市の原木センター


Session3での地球しごと大学の「しごと」のお話や塾長のクロージングの話を反芻する。

厳しい現実は知りつつも、付加価値をつけて木を売ることを楽しく入口から考えたい。
体験ツアーでカッコイイ職人技を知ったり、イベントと掛け合わせて森林空間を活用したり、大人も子供もワクワクできたら、もっと森に入ってきてくれる人が増えて、結果として売上に繋がればー。

実は、探せばイベントにしている事例は結構ある。では、はんのうでは何ができるのか。
はんのうは、都心から電車で60分程且つ街から山がほんとに近い。自分ごと化して考える大喜利大好きな同志もたくさんいる✨

みんなのアイディアはもったいなくて(まとまりなくて⁉︎)まだ書けないけど笑

さあ、ひとつひとつ丁寧に行ってみよう。

森を見上げるみんなの背中





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