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今週読んだ本の話 その②
hontoが3月いっぱいで通販サービスを終了するというので、その前に何冊か本を買っておいたのだが、先日そのうちの1冊を読んだ。
『なぜ生きる意味が感じられないのか: 満ち足りた空虚について』 泉谷閑示 #ブクログ #読了。https://t.co/7GbpJbNEgp
— 和泉葛城(真) (@Pzkpfp_202B) April 10, 2024
前々から読んでみたいと思っていた本で、通販サービスの終了をきっかけに購入したのだ。この本を読んでの感想が下のツイートだ。
自分にロゴスはあるのだろうか?
— 和泉葛城(真) (@Pzkpfp_202B) April 10, 2024
さて、ロゴスという言葉には様々な訳語がある。文脈にもよるが、おおよそ「言葉」、「原因」、「理性」、「根拠」などに訳し分けられる。また本文中では、「ロゴスは人間が人間たる前提として共有しているもの」と定義されている。それらをふまえつつ、自分なりにそれは何かと考えた時、「情緒」というのがしっくりくるように思えた。そして、その情緒を私は周りの他者と共有出来ているだろうか。ロゴスのくだりを読んで、若干寒い疑問を覚えた。
情緒。なぜこのような訳を思いついたのだろうか。読んだ本の内容が心の問題について論じるものだからというのはあるだろう。本文中に並べられた訳を一言にまとめようとした結果にも思える。あるいは、かなり前に読んだ『国家の品格』という本の影響だろうか。
この問題は、ここでこれ以上考えても答えには届かないだろう。今回のことはきっかけにすぎないからだ。他の本を読んだり、人と話し合ったりしないと、結論は出ない。
※イラストはPixAIで生成したものを使用しています。
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